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香り・フレグランスを活用して仕事が捗るオフィス・事務所を作りましょう
毎日長時間過ごすオフィスでは、少しでも快適に仕事を進められるような環境づくりが大切です。オフィスの空気を改善するのに、香りやフレグランスを活用するという方法があります。自宅とは違い、オフィスではできることが限られますが、できる取り組みから行いながら仕事の効率を高めていきたいものです。今回の記事では、香りの効果や、オフィスに適した香りなどをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
【目次】
1.香りは脳にどのような効果を与えるの?
2.仕事中に活用したいお勧めの香りとは?
3.オフィスで香りを楽しむための注意点は?
4.今回のまとめ
香りは脳にどのような効果を与えるの?
人間の脳は、ストレスがかかった状態になると、脳波のひとつであるアルファ波が出にくくなってしまいます。アルファ波を増やすためには、リラックスすることが必要ですが、このとき香りを嗅ぐことでリラックスに繋げられるようになるのです。また、香りは、嗅ぐ種類によって、交感神経系もしくは副交感神経系に作用します。快適だと感じる香りを嗅ぐと、副交感神経系に作用することでリラックスできるようになるのです。
仕事中に活用したいお勧めの香りとは?
香りをうまく活用して、仕事の効率を上げたい時には、次のような香りを使ってみてはいかがでしょうか。香りには好みがあり、全ての方に同じ効果が期待できるとは限りませんが、一例としてご紹介します。
集中力を高めたいとき
仕事が滞ってしまい、集中力を高めて早く進めたいときには、ペパーミントやレモン、グレープフルーツ、ベルガモットなどの柑橘系がお勧めです。交感神経を刺激して、脳の働きを活発にしてくれます。またペパーミントには、空気を浄化させる作用もあります。
疲れをリフレッシュしたいとき
疲れが溜まって、気分を変えたいときには、ローズマリーやラベンダーなどはいかがでしょうか。どちらもリラックス効果が期待でき、疲れを癒すことにつなげられるでしょう。
リラックスしたいとき
プレゼン前などで緊張してしまい、リラックスしたいときには、マンダリンやカモミールローマン、ラベンダーなどを用いると、効果が期待できます。特に、マンダリンは柑橘系の中でもっとも香りが穏やかで、気持ちを落ち着けてくれる作用があります。
眠気を覚ましたいとき
眠気が強く、仕事が進まないときは、ローズマリーやペパーミント、ユーカリ、スペアミントなど、さっぱりとした香りがぴったりです。
オフィスで香りを楽しむための注意点は?
オフィスでは、大勢の人が一緒に仕事をしています。香りが苦手な人もいますので、香りの使い方に十分配慮しなければいけません。周囲に香りをできるだけ広めずに、個人的に香りを楽しむには、アロマスプレーをマスクやハンカチにかける方法があります。あるいは、アロマペンダントを使うのも良いでしょう。ペンダントから出る香りは微量ですので、周囲もあまり気づかないうえ、ペンダントのデザインを楽しむこともできます。
アロマディフューザーを使う場合は、小型のものを使うことが周囲への配慮につながります。さらに、コンセント式のタイプであれば、会社の電源を使用してもいいか、上司に確認しないといけません。アロマを使ってポプリやドライフラワーに香りをつけ、デスクに置く場合には、必ず周囲の了解を得てから置きましょう。
今回のまとめ
香りを上手に使うことで、仕事の効率を上げられるようになりますが、人によっては香りに敏感なケースや、病気などで香りを受けつけないこともあります。
オフィスで香りを楽しむには、周囲への配慮がもっとも重要ですので、配慮を十分行ったうえで香りを楽しみましょう。