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2021.04.14

レストランを立ち上げるなら都心部と郊外どちらでテナントを賃貸すべきか?


レストラン開業に際して、出店するエリアで悩んでいる方は多いのではないでしょうか?お店を構える場所によって客層や客数が変わるという現実を考えれば、物件の立地選びがいかに重要かがわかります。そこで今回は、レストランを立ち上げるなら都心部と郊外どちらでテナントを借りるべきか、それぞれのメリット・デメリットを比べながら解説します。

【目次】
1.都心部でレストランを立ち上げるメリット・デメリットとは?
2.郊外でレストランを立ち上げるメリット・デメリットとは?
3.都心部でも郊外でも自社・競合・出店エリアの分析が大事!
4.今回のまとめ

都心部でレストランを立ち上げるメリット・デメリットとは?

レストランを都心で開業する場合には、都心ならではの強みがあれば弱みもあるのが現実です。ここでは都心部でレストランを立ち上げるメリット・デメリットをご紹介します。都心か郊外どちらに出店すべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

都心部でレストランを立ち上げるメリット

都心部には人口が密集しているため、人の多さに比例して集客しやすい点が最大のメリットです。地域住民以外にも通勤・観光などで外部からのお客さんも多く集まるので、通りを歩いている人がふらりとレストランに立ち寄ってくれる可能性が高まります。交通網が発達しており、アクセスがいい点も強みと言えるでしょう。

都心部でレストランを立ち上げるデメリット

テナントの賃料相場が高い点が、都心部でレストランを開業する大きなデメリットと言えるでしょう。また、客数が多い反面、ライバルとなる飲食店が多いのもデメリットです。似たジャンルのレストランが近隣にあれば、激しい競争となる可能性もあります。競争に勝てば業績が飛躍的に伸びる一方、もし敗れれば経営の成否に関わるリスクも考えられます。

郊外でレストランを立ち上げるメリット・デメリットとは?

郊外でレストランを出店する場合、都心部でお店を出すのとどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、郊外でレストランを立ち上げるメリット・デメリットについて解説します。

郊外でレストランを立ち上げるメリット

郊外でテナントを借りてレストランを開業するいちばんのメリットは、家賃の安さです。郊外でなら、広い物件や駐車場完備の物件も予算の範囲内で探せる可能性が高まります。また、郊外は都心に比べて競合店が少ないので、地域密着型のお店に成長すれば、リピーターを獲得して安定的な経営を行うことができるでしょう。

郊外でレストランを立ち上げるデメリット

レストランを郊外で出店すると、競合店が少ない代わりに、人自体が少ないため、思うような集客ができないというリスクがあります。ほかにも、仕入れ先までが遠かったり、仕入れたい食材などが身近で手に入りにくかったりするケースも考えられるでしょう。

都心部でも郊外でも自社・競合・出店エリアの分析が大事!

都心部でも郊外でも、それぞれにレストラン出店のメリット・デメリットがあります。重要なのは、エリアからテナントを選ぶ前に、提供したいサービス内容や料金体系、ターゲットとする客層など経営・運営の方針を明確にすることです。
そのうえで、都心・郊外含めて候補となる出店エリアやその地域の競合店をリサーチ・分析しましょう。その分析の結果、最も自信を持って出店できるエリアでテナントを探すことをおすすめします。

今回のまとめ

レストラン経営は周辺に競合店が少ないから成功するというわけではありません。また、賃料が高くても、それを上回る業績の伸びがあれば経営を軌道に乗せることも可能です。「都心部に流行最先端のレストランを出したい」「郊外で地域密着型の飲食店を開業したい」といったはっきりとした理想がなければ、まずは自店が行いたいサービスや獲得したい客層についてよく分析してからテナントを借りる場所を決めるようにしましょう。

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