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碧南市は、愛知県の三河地方（西三河）にあり、西と南は衣浦港や三河湾に囲まれ、東には矢作川が流れている街です。古くは大浜郷と呼ばれ、海上交通の要衝として栄えた歴史のある碧南市で賃貸オフィス・賃貸事務所を借りた場合、賃料相場はどのくらいなのでしょうか？
今回は、碧南市がどんな街なのかを紹介するとともに、碧南における賃貸オフィスの賃料相場や今後の動向を調べたのでご覧ください。

【目次】
1.碧南市とはどんな街？
2.碧南市の賃貸オフィスの賃料相場は
3.碧南市の賃貸オフィス・今後の動向は？
4.今回のまとめ

碧南市とはどんな街？

碧南市の伝統的な産業には、瓦（三州瓦）、鋳物、醸造（みりん、白醤油）などがあります。市域の約4分の1が田や畑であることから、農業が盛んな街でニンジン、タマネギ、サツマイモ、イチジク、観賞用植物などが市の主要作物となっています。高度経済成長期に工業地帯へと変貌し、平成に入り中部電力の碧南火力発電所を誘致したことから、多くの企業が工場などの拠点を碧南市に置くようになりました。現在、碧南市には自動車、金属、食品など様々な業種の企業が大小合わせて約380社も進出しており、そのなかにはトヨや日本金属工業などの日本を代表する企業の工場もあります。
住宅地は主に市の中心部に集中しており、推計人口は2021年1月1日の時点で72,480人。かつては海上交通の要衝として栄えた街ですが、現在の交通の主は車と鉄道で、大正に開通した名鉄三河線が刈谷市・知立市方面と碧南駅を結んで、この碧南駅が市の中心駅となっています。碧南駅の他には、市内に北新川駅・新川町駅・碧南中央駅の3つの駅もあります。また、道路は国道247号が市の中心部を縦断している他、この国道247号は沿岸部も通っており、衣浦トンネルで隣接する半田市と碧南市を繋いでいます。
また、碧南市は、安城市、高浜市、西尾市、知多郡武豊町とも隣接しています。

碧南市の賃貸オフィスの賃料相場は？

碧南市の賃貸オフィスの坪単価当たりの平均賃料を国内最大級の不動産プラットフォームであるestie（https://www.estie.jp）で調べてみたのですが、碧南市の情報はありませんでした。土地の所有者は国に固定資産税を払う必要がありますが、この固定資産財は地価によって額が決まります。そのため、貸主は利益を出すために固定資産税の額を賃料に反映させていることも多いので、地価と家賃は比例しているといわれています。
そこで、地価公示価格チェッカー（https://tochi-value.com）というサイトで碧南市の地価公示価格を調べてみたところ、碧南市で地価公示価格が最も高い駅は碧南中央駅で坪単価273,000円、最も安い駅は碧南駅で坪単価202,000円でした。また、碧南市の最も地価の高額な地点は「碧南市栄町3丁目53番外」、最も地価の低額な地点は「碧南市浜町3番2外」でした。

碧南市の賃貸オフィス・今後の動向は？

近年の市の人口は、ほぼ横ばいの状態が続いており、市の高齢化や少子化も進んでいます。しかし、数多くの業種の企業が市内に拠点を構えていることもあり、碧南市の最新の公示地価は平均74,416円/m2で、前年より変動率+0.80％ほど上がっています。しかし、最新基準地価は平均80,541円/m2、坪単価では平均266,253円/坪と、前年より変動率は-0.69％と下がっています。そのため、碧南市の賃貸オフィスの賃料相場は現在と変わらない可能性が高いでしょう。

今回のまとめ

碧南市はバランスのとれた産業に支えられた街で進出している企業も多いので、ビジネスを展開するのにそれほど悪くはありません。
しかし、今回の調査では碧南市の賃貸オフィスの坪単価当たり平均賃料を調べることができませんでした。また、碧南市の貸事務所・賃貸オフィスの物件情報もそれほど数多く出ていないようです。そのため、碧南市の貸事務所・賃貸オフィスの物件情報を調べるのであれば、ネットで探すよりも現地で直接探すことをおすすめします。

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