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愛知県の市別賃貸オフィス・賃貸事務所の家賃(坪単価)相場【半田市】
愛知県の南西部、知多半島の東海岸中央に位置する人口約12万人の街である半田市。半田市は知多半島における行政の中心地であり、名古屋市の郊外にも位置していることから、知多半島中部における一定の拠点にもなっています。
今回は、半田市がどんな街なのかを紹介するとともに、半田市における賃貸オフィスの賃料相場や今後の動向も紹介していくのでご覧ください。
【目次】
1. 半田市とはどんな街?
2. 半田市の賃貸オフィスの賃料相場は?
3. 半田市の賃貸オフィス・今後の動向は?
4.今回のまとめ
半田市とはどんな街?
西部にのどかな丘陵地が広がり、湾岸部は工業地帯となっている半田市。江戸時代から醸造業が盛んな街で、現在でもミツカンの本社があるなど醸造業が街の主要な産業の1つとなっています。また、湾岸部が工業地帯となっていることもあり、重工業も盛んな街です。市内には名古屋鉄道河和線、JR武豊線が縦断しており、知多半島の中で名鉄とJRの両方の駅が立地するのは半田市の他は武豊町のみ。そして、市の主要駅は名鉄知多半田駅で、この名鉄知多半田駅から青山駅付近にかけて、多くの店やオフィスが建ち並んでいます。
市の西部に知多半島道路があり、中部国際空港への分岐点である半田中央JCTが設置される交通の要衝となっています。その中部国際空港と隣接している常滑市が、空港開設時に企業の受け入れ体制が整っていなかったため、常滑市ではなく半田市に拠点を置くことにした企業も多いです。
また、半田高校を始め、商業、工業、農業と多様な高校が立地していますし、公立幼稚園や大学も市内にあります。さらに、高校生までの医療費助成や病児保育施設がある他、病院の数も多く、運動公園や温水プール・プラネタリウムといった施設が充実しているため子育て世帯にも人気のある街といえるでしょう。
半田市の賃貸オフィスの賃料相場は?
2005年に中部国際空港が開港したことをきっかけに、市南部の青山地区に多くの住宅が建てられたこともあり、知多地域でもっとも人口が多い半田市。多くのオフィスが立ち並ぶ場所として、名鉄知多半田駅付近から青山駅付近が挙げられるため、オフィスを借りるならこのエリアがおすすめ。
半田市の賃貸オフィスの相場を国内最大級の不動産プラットフォームであるestie(https://www.estie.jp)で調べてみたところ、坪単価当たりの平均賃料は12,400円程度で、名古屋市東区辺りの平均賃料とそれほど変わりませんでした。半田市でオフィスを賃貸した場合の月の賃料は、月70,000〜90,000円の範囲が多いですが、オフィスの多い半田街沿いだと月130,000円前後、知多半田駅や青山駅近くだと月200,000円以上の賃貸オフィスも少なくありません。
半田市の賃貸オフィス・今後の動向は?
さまざまな社会基盤が整っている知多半島の政治・文化・経済の中心都市であるため、半田市の地価は近隣市町に比べて比較的高いといわれています。また、地価と家賃は比例しています。土地の所有者は国に固定資産税を払う必要があり、固定資産財は地価によって額が決まるため、貸主は利益を出すために固定資産税の額を賃料に反映させていることが多いでしょう。
そこで2020年の半田市の基準地価平均を調べてみたところ、75,8937円/m2でした。半田市の地価は1年前より下落していますが、下落幅は0.9 万円減(-3.8%)と小幅です。
しかも、下落したのは、駅から徒歩3分未満の駅近物件数が大きく減少したためで、オフィスの多い駅から徒歩6分未満の物件は増加しています。そのため、半田市全体の地価は下落していますが、賃貸オフィスの賃料は今後もほとんど変わらない可能性が高いと思われます。
今回のまとめ
半田市はオフィスを構えるにも、定住するにも魅力の高い街です。その分、賃貸オフィスの賃料が名古屋市でオフィスを借りるのと、それほど変わらない可能性もありますが、愛知県内でオフィスを借りる場所を探しているのなら、半田市を選択してみるのもよいかもしれません。
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