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2021.03.18

賃貸オフィス・賃貸事務所にセコムやALSOKをつけることはできるか


オフィス・事務所のセキュリティ対策は万全にしておきたいものですが、賃貸物件でもセコムやALSOKに代表されるようなセキュリティサービスの利用は可能なのでしょうか?今回は、賃貸オフィス・賃貸事務所にセコムやALSOKをつけることはできるかについて解説します。

【目次】
1.賃貸オフィス・賃貸事務所であってもセコムやALSOKは利用可能
2.賃貸オフィス・賃貸事務所でセコムやALSOKを利用する場合の条件
3.賃貸オフィス・賃貸事務所でセコムやALSOKを利用する別の方法
4.今回のまとめ

賃貸オフィス・賃貸事務所であってもセコムやALSOKは利用可能

入退室管理システムや監視カメラの導入・設置が必要となるセキュリティサービスですが、結論からいえば、賃貸オフィス・賃貸事務所であってもセコムやALSOKといったセキュリティサービスを多くの場合利用できます。ただし、次章で説明するような条件があります。

賃貸オフィス・賃貸事務所でセコムやALSOKを利用する場合の条件

賃貸物件でセコムやALSOKといったセキュリティサービスを利用する場合には、次のような条件があります。

貸主の承諾を得る

借りているオフィス・事務所に手を入れる以上、貸主の承諾を得るのが大前提です。これは、たとえば内装工事などと同様といえるでしょう。

原状回復が前提

各設備の設置が必要となるセキュリティサービスの利用は、退去時の原状回復が前提となります。
誰が入居しても概ね同じような住まい方になる一般の賃貸物件とは異なり、テナントの業種によって使い方もさまざま、レイアウトも利用設備もさまざまなのが賃貸オフィス・賃貸事務所です。実際、各テナントの入居前には大がかりな内装工事が行われることが一般的です。
間仕切りやドアの設置、壁のクロス貼り、床のタイルカーペット貼りといったインテリア関連の工事だけでなく、電気配線工事、消防設備工事といったインフラ関連の工事まで含まれ、白紙の状態から自社に最適なオフィス環境を構築します。そのため、入居者には原状回復義務が課され、退去時にはまた白紙の状態に戻さなくてはなりません。セキュリティ強化目的で設置される各設備も、入居者が個別に設置したものであれば「退去時には取り去られるもの」という扱いとなります。

定期点検などで業者が入る際には事前連絡が必要

セキュリティサービスを利用する場合、センサーや監視カメラなどの保守点検が定期的に実施されますので、その際は外部からの立ち入りがある旨を事前に管理会社に連絡します。

賃貸オフィス・賃貸事務所でセコムやALSOKを利用する別の方法

セキュリティ面での安心感を付加価値とする目的で、ビル全体でセキュリティサービスに加入している物件もあります。機械警備だけでなく常駐警備も配置できたり、エレベーターや空調の点検などビルメンテナンス全般も任せられたりなど、賃貸ビルにとり使い勝手のよいサービスが提供されており、利用するビルは少なくないようです。
費用面で折り合えない、貸主の承諾を得られないといった場合には、そうした物件への入居を検討してみるのもひとつの方法でしょう。個別のセキュリティ対策が不要な上、共用部分のセキュリティ面も安心です。

今回のまとめ

賃貸オフィス・賃貸事務所であっても、貸主の承諾があれば、セコムやALSOKといったセキュリティサービスを利用可能です。セキュリティサービスの利用有無にかかわらず、退去時には原状回復工事が実施されるため、貸主側も監視カメラや入退室管理システム機器などの設置に寛容であるといえるでしょう。また、個別にセコムやALSOKなどを利用するのではなく、ビル全体でセキュリティサービスを導入している物件への入居も一案です。
いずれにしても多少の出費とはなりますが、安心を買う経費と考えれば、決して高くはないのかもしれませんね。

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