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オフィス・事務所のサイン工事とは?
オフィスの所在を周知するためには、企業名が分かるような文字やロゴを取り付けないといけません。この場合の文字やロゴを「サイン」といい、オフィスの顔にあたる部分と言っても過言ではないほど、大切な役割を果たします。
サインにはどのような種類があるのか、また取り付け工事を検討するうえでの注意点など、今回はサインについて解説します。
【目次】
1.サインの種類や素材は幅広い
2.素材は主に3種類
3.サインを考えるときに重要なこととは
4.今回のまとめ
サインの種類は幅広い
オフィスにおいて、サインを分かりやすく言うと案内看板にあたります。オフィスの場所を表すものや、部屋の役割(会議室、応接室、休憩室など)を知らせるものなど、どこに何があるのかを明確にするために取り付けます。この取り付け工事が、サイン工事と呼ばれています。
サインの種類は複数存在する
取り付ける場所によって、サインの種類は多岐にわたります。例えば、エントランス近くの壁に社名が大きく取り付けられているものもサインですし、フロアや階数などの案内サインも重要です。お手洗いや駐車場の誘導に特化したサイン、使用方法や注意事項を説明するためのサイン、禁止事項(禁煙など)を知らせるサインなど、さまざまです。
素材は主に3種類
サイン作成で使われる素材は、主に3種類あります。
カッティングシート
塩ビ製シートを切り出して、デザインを形成していくものです。通常のステッカーと異なるのは、文字や絵柄以外の不要な部分を取り除き、切り抜き型の部分を使用します。ガラスや板にシートを貼り付けるのも可能です。シートですので、平面的なことが特徴であり、やや目立ちにくくなりますが、色の種類が豊富なうえ安価で仕上げられます。
金属
オフィスサインに使われる金属は、ステンレスや真鍮などが主流です。ステンレスは錆に強いことから、屋外の設置に向いています。真鍮は、レトロな風合いが人気であり、長年使うことで光沢や艶がより増してくるのです。金属をサインに使う場合の取り付け方法は、両面テープなどでくっつける「平付け」や、ピンなどで固定して浮かびあがっているように見せる「立ち上げ」などがあります。立ち上げは、平付けよりも価格は上がりますが、後ろに影ができるため立体的な仕上がりで、高級感を演出できます。
樹脂
厚みが5mmほどのアクリル板を切り出し、文字を製作します。「切り文字」と呼ばれサインができ、立体感を出すことができます。高級感を持たせたり、ポップな印象に仕上げたりと、多彩な加工が可能です。
サインを考えるときに重要なこととは
サインはオフィスの顔となる部分ですので、企業の雰囲気やコンセプトをできるだけ伝えやすくなるようなデザインにしたいものです。例えば、オーガニック商品を販売する企業が構えるオフィスであれば、自然の色やデザインを取り入れるのがおすすめです。また、スポーツ用品を扱う企業のサインであれば、躍動的な印象を与えるデザインが良いでしょう。さらに、案内看板の役割を持つサインでは、ピクトグラムの要素を取り入れるのも効果的です。ピクトグラムとは、文字ではなく視覚的な図を用いることで、パッと見てすぐに理解できるようにするのが大切です。どんなにデザイン性が優れていても、コンセプトが相手に伝わらなくては、サインの役割を果たすことはできないのです。
今回のまとめ
オフィスサインの印象は、そのまま企業の印象にもつながります。お客様や取引先など、相手に少しでも良い印象を与えられるようなサインが理想です。