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2021年オフィス・事務所の最新トレンド
世界中が新型コロナウイルスに翻弄された2020年が過ぎ、2021年も収束の兆しがなかなか見られませんが、どの企業も前を向いて業績向上に努めています。オフィス環境が大幅に変化した企業も多数あるかと思いますが、この状況がコロナ前の状態に戻るには相当の時間がかかると言われています。
そんな中で、オフィス・事務所における2021年の最新トレンドを探ってみました。
【目次】
1.ペーパーレス・デジタル化の加速化
2.テレワークのための文房具・家具
3.エルゴノミクスを重視したマウス
4.今回のまとめ
ペーパーレス・デジタル化の加速化
テレワークの推進により、自宅やシェアオフィス・コワーキングスペースなどオフィス以外の場所で仕事をする機会が増えた人が多いかと思います。この影響で、オフィスの縮小移転が進むにつれ、紙の書類を整理したいと考える企業もあるでしょう。加えて、国も「e-文書法」や「電子帳簿保存法」などの法改正を行い、働き方改革のひとつとしてペーパーレス化を推進しています。ペーパーレスにすることで、書類のデジタル化が可能となり、どこで仕事をしていても文書の作成や編集が可能です。
これまで紙ベースであったビジネス慣習ですが、脱ハンコの動きも本格化しており、捺印のために出社していた人も動きが変化していくことでしょう。脱ハンコやペーパーレスが進むことで、業務のデジタル化もさらに加速していくと予想されます。
テレワークのための文房具・家具
2020年4月に、緊急事態宣言が初めて発令されたとき、多くの人がテレワークへの転換を余儀なくされました。自宅において、オフィスと同じように業務をこなすことの難しさを痛感した人も多かったでしょう。家族がいる中で仕事をしたり、オフィスと異なる机やデスクを使ったりすると、どうしても生産性が下がってしまうのです。
このとき取り入れたいのが、テレワークのために考えられたグッズです。例をあげると、パッと見るとアタッシュケースのような外観ながら、開けて広げるとパーテーションとなる製品があります。また、自宅の硬い椅子を座りやすくするために、椅子に置いて使うタイプのクッションも需要が高まっています。長時間座り続けることで体にかかる負担は、思っている以上に大きなものなのです。他にも、WEB会議で使うカメラやヘッドホン、書類や文房具をまとめて片づけられるバッグなど、テレワークならではの便利グッズが数多く店頭に並んでいます。仕事部屋が確保できない人向けに、室内に張るテントもおすすめです。
エルゴノミクスを重視したマウス
エルゴノミクスマウスとは、マウスを長時間利用することで起こりやすい手首への負担を軽減し、手首の疲れや腱鞘炎が起こるリスクを減らせるよう、人間工学に基づいて作られた形状のマウスです。マウスを握ったとき、手首への負担が少なくなるよう、傾斜角度が綿密に計算されています。テレワークにおいて作業効率を上げるには、自分に合ったマウスを使うことが重要であり、もし痛みが出ている場合はサイズや形状が合っていないかも知れません。
マウスは、接続方法が有線・ワイヤレス・Bluetoothとありますので、ご自身の使いやすいタイプを選びましょう。有線接続では、マウスが電池切れを起こす心配はありませんが、コードが増えるためパソコン周りが散らかるデメリットがあります。無線接続は、コードがないため離れた距離からでもマウス操作が可能ですが、マウスのバッテリーが必要となります。
今回のまとめ
2021年のトレンドは、いずれもテレワークを軸とした内容であることが鮮明に打ち出されています。業務の効率化を図るために、便利なツールはぜひ取り入れてみましょう。