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オフィス・事務所を移転する前に確認!社員に確認しておきたいこと2つ
オフィスを移転することは、社員にとって大きな環境の変化となります。移転をメリットととらえるかデメリットと見るかは、社員個々の考え方によるでしょう。全員が移転に納得するのは困難かも知れませんが、できるだけ多くの社員が納得してもらえるように、前もって取り組んでおきたいことがあるのです。今回の記事でご紹介します。
【目次】
1.オフィス移転の目的はどんなものがある?
2.オフィス移転で得られるメリットとは
3.移転前に、これだけは必ず社員に確認しておこう!
4.今回のまとめ
オフィス移転の目的はどんなものがある?
オフィスを移転するには、費用も手間もかかるものですが、それを超えるだけのメリットが得られる目的を伴うものです。移転の目的を、社員に明確に伝えることが重要ですが、代表的な目的は次のようなものがあげられます。
オフィスの面積と社員数が合わなくなった
社員の増減により、現在使っているオフィスの面積が、社員数と比較して広かったり狭かったりという変化が生じると、移転を検討するようになります。また、業務拡大を目指して、今後社員を増やす計画がある場合にも、移転する企業が多いのです。
オフィスの賃貸契約期間が迫っている
オフィスの契約期間は、2年間と定められていることが一般的です。オフィスによっては、自動更新となっているところもありますが、更新のタイミングで契約内容を見直す企業も多く見られます。
企業イメージのアップ
高層ビルへ入居できるオフィスは、企業の力が強いとみなされます。このイメージアップを狙って、オフィスを移転することもあります。
オフィス移転で得られるメリットとは
オフィス移転の目的を果たすために移転したのち、どのようなメリットが考えられるのでしょうか。
雰囲気が変わり、コミュニケーションが活発になる
新しい場所に移ると、オフィスのレイアウトも以前とは変わるため、オフィスの雰囲気ががらりと変わります。その中で、ミーティングルームやリフレッシュスペースなどを新たに設置すると、異なる部署の人ともコミュニケーションがとりやすくなります。
優秀な人材が集まりやすくなる
新しいオフィスで働くことは、就活生や転職希望者などあらゆる人にとって魅力的なポイントです。オフィスの第一印象が良いと、優秀な人材を集められる可能性が高くなります。
移転前に、これだけは必ず社員に確認しておこう!
移転するには、実際にそこで働く社員の意見を最大限取り入れたいものです。全員の意見を採用するのは難しいですが、中でも次にあげることは最低限確認しておくと、社員からの不満が出るのを減らすことができるでしょう。
会社から遠い人・家庭事情がある人の通勤時間がどのくらいかかるのか
通勤時間は、会社を選ぶ際の重要ポイントです。会社から家までの距離が離れている人や、子育てや介護など家庭に事情を持ちながら働いている人にとっては、さらに大きな問題となります。オフィスの移転で通勤時間が長くなってしまうと、これらの事情を抱える人には負担が激増してしまうでしょう。全員の通勤時間を統一することはできませんが、配慮する心遣いが大切です。
移転後のレイアウトに希望があるか
レイアウトは、仕事に対するモチベーションを上げる重要な要素です。移転は、レイアウトを大幅に変更できる絶好のチャンスですので、社員から見て使いやすいと思うレイアウトの希望案を提案しましょう。
今回のまとめ
オフィスの移転は、経営者の考えだけでなく、実際にそこで働く社員の意見を取り入れることが大切です。コミュニケーションを取る目的も兼ねて、移転について話し合う時間が取れると良いでしょう。