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オフィス・事務所のテーマカラーを決めよう!色が与える印象「緑」
緑色と聞いて、マイナスの印象を持つ人は少ないのではないでしょうか。自然を代表するイメージの緑色は、癒し・リラックス・安心感など、心を落ち着ける効果が期待できるとされています。目の負担も軽減できることから、オフィスに緑を取り入れるところも増えているのです。そんな緑色ですが、オフィスに取り入れることで、業務効率の変化などに影響を与えるのでしょうか。今回の記事でご説明します。
【目次】
1.緑が持つイメージとは
2.オフィスデザインに緑を取り入れる効果とは
3.オフィスデザインに緑を取り入れるとき心がけたいこととは
4.今回のまとめ
緑が持つイメージとは
緑は、安心・安定・調和・リラックス・安らぎなど、人間の心を落ち着かせる効果を持つといわれている色です。自然を思わせることから、筋肉の緊張をときほぐしてくれるほか、リフレッシュしたいときに用いられる場面も増えています。緑に囲まれた山に行くと、心が落ち着いた経験を持つ人が多いかと思いますが、これは木々がもたらすマイナスイオンの影響とともに、緑を見ることで得られるリラックス効果も大きく関与しているのです。目にも優しい色だと言われ、疲れたときは遠くの緑をみるとリラックスできたと感じる人もいることでしょう。
オフィスデザインに緑を取り入れる効果とは
オフィスデザインに緑を取り入れる企業は年々増加しています。以前は、観葉植物が置かれている風景が、さまざまな業種の企業で見られました。近年はIT系企業を中心に、床一面を人工芝にしたり壁全体を植物で覆ったりして、床や壁の面積の多くに緑を採用するケースが見られます。また、自然や新鮮さをイメージする色ですので、衛生用品や飲食店のコーポレートカラーとして緑を用いることもあります。
オフィス内で緑が使われる可能性が高いのは、企業のロゴやエントランス、リフレッシュスペース、ミーティングルームなどがあげられます。エントランスに緑を配置すると、清潔感、生産性向上、企業のイメージアップなどの効果が期待できることで、採用力のアップも期待できます。もちろん、社外から訪れる来客だけでなく、毎日エントランスを通って出退勤する社員にとっても、エントランスの緑は癒しとなるのです。リフレッシュルームでは、緑を見ることで文字通りリフレッシュし、ミーティングルームではゆったりとした気分になることで創造的なアイディアが浮かぶようになるかも知れません。執務スペースに観葉植物を置くことで、緑による癒しだけでなく、空間の空気清浄や保湿効果、眼の疲労軽減など、体にとってさまざまなプラスの効果も期待できます。
オフィスデザインに緑を取り入れるとき心がけたいこととは
オフィスのエントランスに取り入れる緑を、色だけでなく本物の植物にする場合には、取り入れた後の手入れも考慮しなくてはいけません。植物の種類によっては、頻繁な手入れが必要なケースもあり、予想よりも高いコストがかかることもあります。手入れが簡単な植物を選ぶ、植物のレンタルサービスを利用する、室内環境を考えて導入を検討するなどの対応が必要です。
また、壁や床に緑を取り入れる場合は、緑と合わせて白や黒も取り入れると、バランスが取りやすくなります。差し色として寒色系を合わせることで、頭がすっきりしてリフレッシュ効果が期待できます。
今回のまとめ
オフィスに緑を取り入れると、業務の効率が上がるほか、体にも良い影響を与える可能性が高まります。観葉植物は、デスクの片隅に置けるサイズから部屋の一角に据える大型のものまで、多彩な種類があります。まずは、すぐに購入できる観葉植物をオフィスに置いてみてはいかがでしょうか。