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採用活動に有効なオフィス・事務所の選び方
優秀な人材を集めるためには、採用活動を行うにあたって、自社の適切なアピールポイントを就活生に伝える必要があります。その中で、就活生は、職種だけでなくオフィス環境を重視する傾向が見られるようになってきました。採用活動を有効に進められるようにするには、オフィスや事務所を選ぶ際にも気を配らないといけません。
どのような点に気をつけると良いのか、今回の記事でご紹介します。
【目次】
1.就活生が求めるものはオフィス環境の良さ
2.オフィス環境を整えるには
3.オフィス環境が整えられるようなオフィスを探そう
4.今回のまとめ
就活生が求めるものはオフィス環境の良さ
オフィスは、1日の大半を過ごす場所であり、就活生の大半がオフィス環境を重視したうえで企業を注視しています。これは、複数の民間企業が行っている調査からも明らかになっており、就活生がオフィス環境の良い企業を希望する傾向が高まっていることが分かります。オフィス環境とは、空調やレイアウト、内装など、あらゆる要素が含まれており、働き方改革における企業の満足度を高めるための大切な要因なのです。
オフィス環境を整えるには
オフィス環境を整え、就活生にとって魅力的なオフィスとするために、どのような点を考慮したら良いのでしょうか。
エントランスが企業の顔であることを意識する
エントランスの印象で、企業に対する就活者のイメージが大きく変わってきます。エントランスに趣向を凝らすことができるような企業であれば、就活者への大きなアピールポイントに挙げられるでしょう。
レイアウトを工夫する
プライバシーが確保できないレイアウトや、動線が考慮されていないレイアウトでは、業務の効率を上げることができません。机のレイアウトを再考したり、パーテーションを設置したりして、できるだけパーソナルスペースを確保したいものです。また、オープン末―スやリフレッシュスペースなど、誰もが気軽に集うことができるスペースを作るのも、就活生にとって魅力を伝えることができる要素に繋がります。
照明や空調を整備する
オフィスにおける照度の基準は、労働安全衛生規則で定められており、作業区分によって基準を満たすよう環境を整えないといけません。適切な照明設備がなされていないと、健康障害が起こったり業務の効率が落ちたりするリスクに繋がります。空調に関しても同様で、室内の一酸化・二酸化炭素の濃度が労働安全基準法(事務所衛生基準規則)で決められています。基準値を超え、酸素量が低下してしまうと、集中力の低下や息苦しさ、眠気、頭痛などの原因となってしまいます。空調設備が整っているか、もしくは窓を開け換気できるようなオフィスが良いでしょう。
災害対策を徹底する
近年の日本では、いつ大災害に見舞われてもおかしくないような状況が続いており、安心して働くことができるオフィス環境の整備も重要です。避難経路が確保されているか、オフィス家具が転倒・落下・移動などしないような対策が施されているかなど、既存社員の安全を確保するためにもチェックしましょう。
オフィス環境が整えられるようなオフィスを探そう
他社と比較して、自社の採用活動を有利に進めるためには、オフィスを選定する時点で、先述した条件に合うかどうかを重視することが必要です。複数のオフィスを内見することが重要なほか、就活生にアピールしやすい交通アクセスであるかどうかもポイントとなります。駅から徒歩圏内でない場合は、地域の乗り合いバスや企業の送迎バスが利用できるのか、また車通勤は可能なのかなど、地域の交通事情に合った立地であることも大切です。車通勤が可能な場合は、採用活動時にその旨を明記することが必要です。
今回のまとめ
採用活動を有利にするためにオフィス環境を整えることは、既存社員の働きやすさをあげることにも繋がります。誰もが働きやすい職場にするため、ここでご紹介した内容を参考にしていただければ幸いです。