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オフィス・事務所のインテリアにこだわりたい!木の温もりを感じるオフィス
無機質になりがちなオフィス空間に、木の温もりを感じられるポイントがあると、人間の心は落ち着くものです。建物に木を取り入れるのは難しくとも、木を使ったインテリアであれば手軽に取り入れることができます。
木の温もりを感じることで、人間にとってどのような効果があるのでしょうか。また、木を取り入れたインテリアで、オフィスに適したものにはどのようなアイテムがあるのでしょうか。
木の温もりが人間に与える効果とは
木を見ると、温かみを感じる人は多いものです。また、触れることで温もりを感じることができます。これには、きちんとした理由があります。
木は断熱材の役割を果たす
木は、熱を伝えにくい性質を持っているため、触れても冷たいと感じることはありません。これは、木の細胞に空気が詰まっていることで、断熱材の役割を持っているからなのです。
人間が、冬にニットやダウンコートを着たときに、空気の層ができて、熱が逃げなくなるのと同じ原理です。
血圧が下がる可能性がある
ヒノキ・ナラ・桐などの木材と、ビニール・ガラス・アルミなどの日用品のそれぞれを、目を閉じた状態で触るという実験が行われました。その結果、木材に触れていると血圧が下がり、日用品に触れると血圧が上がるという結果が出たそうです。個人差がありますので、確実に下がるとまでは言い切れませんが、血圧が下がる可能性があることが分かりました。木材の香りを嗅ぐことでも、血圧が下がることがあります。
この結果は、人間が持っている接触感のうち、温冷感と関連があります。
ストレス緩和効果が期待できる
木材の香りは、血圧を下げる効果が期待できるだけでなく、ストレス緩和効果も期待できます。これは、香りを嗅ぐことで、ストレス指標であるアミラーゼの活動が抑制される傾向が見られたことから起こりました。
オフィスでは、木材のチップなどを置いておくと、香りを楽しむことができます。
オフィスに取り入れやすい木製アイテムは
仕事中にも、木の温もりを感じることができれば、作業が捗り、癒しにも繋がることでしょう。オフィスに取り入れやすい木製アイテムには、どのようなものがあるのでしょうか。
木製デスク
サイズや色目、形状など、幅広い品揃えがあります。製品によっては、自然な木目が残っているものもあり、見ていて癒される人も多いことでしょう。
木製チェア
木製デスク同様、品揃えが豊富です。製品によっては、長時間座るのに適していないものもありますので、オフィス内のどのスペースに導入すると良いのか、社内で話し合ってから購入するのが良いでしょう。
木製ラック
書類を保管したり、本棚として活用したりと、多彩な活用法があります。
木の置物
あまり大きいサイズでなくとも、手のひらサイズであれば、場所を問わず置くことができます。例えば、無人受付に置くことで、社員の代わりにお客様をお迎えしてくれます。先ほどご紹介したように、ヒノキなどでできた置物であれば、肌触りとともに香りも楽しむことができます。
デスク小物
各社員が、身近に使える木製グッズに、デスク小物があります。ペン立てや小物入れ、テープカッター、文具トレイなど、さまざまなグッズが木で作られています。
今回のまとめ
木の温もりを感じることで、人間の体に好影響を与えることができます。まずは小物から、オフィスに木を取り入れてみましょう。