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2020.12.02

新しい働き方を知る!「シェアオフィス」とは?

働き方の多様化が叫ばれる中、これまでのオフィス以外に多様な形式のオフィスが取り入れられるようになりました。そのひとつが「シェアオフィス」です。大都市圏で多く見られるオフィス形式ですが、あまりなじみがない方も多いかもしれません。シェアオフィスをうまく活用することで、業務の効率化を図れるようになります。
今回の記事で、シェアオフィスについて詳しく解説します。

【目次】
1.シェアオフィスとはどんなオフィスなのか?
2.シェアオフィスを使うことが多い業種は?
3.シェアオフィスを選ぶポイントは?
4.今回のまとめ

シェアオフィスとはどんなオフィスなのか?

シェアオフィスとは、正しくは「シェアードオフィス」(Shared‐Office)と呼ばれるもので、同じスペースを複数人で共同利用する形式のオフィスを指します。利用者の所属企業や業種などはさまざまであり、オフィスフロアや設備、サービスなどを共有するのです。シェアオフィスでは、ラウンジのようなフリースペースで空いている場所を探して仕事をするところもある一方、個室を利用できるプランを設けているオフィスも増えてきました。
さらに、住所や登記の利用ができるオフィスもあり、利便性が高まっています。毎日通う人もいますし、不定期に利用する人もいますので、行くたびに異なる顔ぶれとなることが一般的です。インターネット回線も既に整っているので、すぐに仕事を始められ、賃貸契約でオフィスを借りるよりも低料金で利用できるのも大きなメリットです。

シェアオフィスを使うことが多い業種は?

シェアオフィスは、個人事業主やフリーランス、立ち上がったばかりの企業で使われるケースが多く見られます。個人事業主やフリーランスは、様々な業種とのかかわりを持ち、仕事の幅を広げるために、あえてシェアオフィスを使う人が増えています。また、シェアオフィスを使う大きなメリットは、契約時および毎月の賃料を大きく抑えられる点にあるので、浮いたお金を宣伝費や販促費などに使うことができるのです。
また、一般企業に属していても、外出先や出張先で仕事を済ませたり、移動時間の短縮をはかったりするために、シェアオフィスの契約をする営業マンもいます。この場合は、個人での契約や企業単位での契約など、企業によって異なります。最近では、会議室が利用できるシェアオフィスにおいて、商談や打ち合わせなどのために企業が部屋を借りることも増えてきました。

シェアオフィスを選ぶポイントは?

シェアオフィスを選ぶ際には、次のようなポイントを見極めた上で決めると良いでしょう。

立地

来客や、遠方からの利用者が多い業種であれば、オフィスが駅から近いことが宣伝のひとつになります。地域の一等地と呼ばれる場所にシェアオフィスを借りられることで、企業のステータスに繋げることもできます。

プランの内容

シェアオフィスでは、さまざまな利用プランが用意されています。月額プランや時間制料金をはじめ、住所や登記および個室、会議室などの利用料金もきちんと確認することが重要です。

セキュリティ

シェアオフィスでは、不特定多数の人物が出入りするほか、無線Wi-fiを使うことでセキュリティ面に不安を感じることがあります。これらの不安を解消するには、完全会員制としていたり、有線LANの使用に対応したりしているオフィスを選ぶと安心です。
また、シェアオフィスが入居しているビルに警備システムが完備されていたり、シェアオフィスに入る際にカードキーや認証システムがあったりすると、より安全・安心に利用できます。

今回のまとめ

シェアオフィスを借りるタイミングは、これから事業を始めようとするときに定める人が多くいます。今回ご紹介した点を参考にしながら、できれば実際に内覧された上で、シェアオフィスを契約されると良いでしょう。

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