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海外の有名企業のおしゃれなオフィス・事務所「Amazon」
世界で最も有名なECサイトのひとつが「Amazon」です。Amazonの本社があるのは、アメリカ北西部における最大都市・シアトルですが、2010年に現在の場所へ本社を移転してから街が大きな変貌を遂げているのです。Amazon以外にも、シアトルにはスターバックスやMicrosoftなどの本社があり、経済都市として機能しています。
日本では、目黒区にアマゾンジャパンの本社が置かれ、リラックスして業務にあたることができるような工夫がされています。
【目次】
1.Amazonは本屋から始まった
2.Amazon本社にある「スフィア」はとてもユニークなオフィス
3.Amazon Japanのオフィスは多様性と働きやすさを重視
4.今回のまとめ
Amazonは本屋から始まった
Amazonは、1994年に「Cadabra.com」として、ガレージで本を売るところから始まりました。翌年、「Amazon.com」に名称を変更しましたが、社名の由来はアマゾン川から来ているそうです。地球上で最大の川であるアマゾン川と同じく、地球で最も大きい本屋を作るという野望を抱いていました。
現在では、ECサイトでの通販のほか、マーチャント売上(第三者による販売)や、サブスクリプションなどのデジタルメディアコンテンツが売り上げの内訳に含まれます。Amazon全体の売上高のうち、日本事業が占める割合は6%前後を推移しています。
企業のスローガンは創業当時から変わらず、「世界最大のセレクション」という言葉を掲げ続けているのです。また、コンセプトは「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」であり、消費者にとって不可欠な企業としてますます存在感を増しています。
Amazon本社にある「スフィア」はとてもユニークなオフィス
シアトルにあるAmazon本社の敷地には、2018年にできた珍しい風貌のオフィスがあります。ここは「スフィア」と呼ばれており、球体植物園のようなオフィスなのです。内部には、200種類以上・25,000株もの植物が生い茂っており、高さおよそ20mもの緑の壁ができあがっています。スフィア全体にある植物は、希少なものも含めると40,000株に達するうえ、滝も流れており、自然の中にいるような感覚を覚えます。温度や湿度も一定に保たれていて、快適な環境の中にさまざまなワークスペースやカフェなどが設置されているのです。スフィアの内部は4階構造になっており、外から見るよりも広々とした空間に仕上がっています。
もうひとつ、本社内の施設でご紹介したいのが、未来型コンビニエンスストア「Amazon go」です。入店時には、事前にアプリ登録をすると付与されるQRコードをかざします。店内のセンサーが、お客さんが手に取った商品を把握し、アプリ内で自動決済されるため、レジに並ばず買い物ができる仕組みなのです。最先端技術を駆使したこのコンビニが、世界中で見られるようになるのも、それほど遠い未来ではないでしょう。
Amazon Japanのオフィスは多様性と働きやすさを重視
Amazon Japanの本社は、2018年9月に入居した目黒区のアルコタワー内にあります。ここでは、世界にある50近くの国から社員が集まるため、コミュニケーションがとりやすくなるよう工夫した設計がされています。
デスクの配置は、全体的に流線型が取り入れられ、仕事をする場所が自由に決められるようフリーアドレス制を導入しています。集中して作業する場所と、社員同士がコミュニケーションをとる場所を明確に区切ることで、メリハリのついた業務ができるようになっています。本社のスフィア同様、目黒のオフィスにも緑がふんだんに使われています。オフィス内には、リフレッシュのためのストレッチ器具やヨガルーム、音楽ルーム、仮眠室、マッサージルーム、シャワールーム、授乳室、礼拝室にいたるまで、至れり尽くせりと言える設備が整っているのです。
今回のまとめ
Amazonのオフィスは、あらゆる社員の方たちが快適に仕事できるような環境が整っています。社員の満足が、そのままお客様への満足に繋がっているのかも知れません。