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2020.11.09

海外の有名企業のおしゃれなオフィス・事務所「Facebook」

全世界で利用されているSNSの中で、トップクラスのユーザー数を誇っているのが、Facebookです。コメントを残すことが苦手な方でも、「いいね!」をはじめとするリアクションボタンを通して、自分の感情を伝えることで気軽に相手と交流できます。
Facebookのオフィスは世界の70都市に広がっていますが、オフィスにはある共通点があるのです。一体どのような共通点なのでしょうか。

【目次】
1.Facebookのオフィスは未完成
2.カリフォルニア本社の雰囲気はどんな様子なのか
3.日本法人の雰囲気はどんな様子なのか
4.今回のまとめ

Facebookのオフィスは永遠に未完成

Facebookが創設されたのは、2004年のことでした。もとはハーバード大学に通う大学生専用のSNSだったのですが、全米の大学に広まり、2006年に世界中の誰もが使える仕様に変更されました。2010年には何と5億人までユーザーが増加し、2020年現在では世界で25億人近くの人々が利用するまでになりました。実名登録という制度が、安心感を持って受け入れられていると考えられます。
Facebookのオフィスは、世界中の70都市に設けられていますが、全てのオフィスは永遠に未完成であると言われています。これは、マーク・ザッカーバーグCEOのこだわりであり、あえて作りかけの状態を保つことで、会社が発展を続けていく意思を表しているのです。天井の配管がみえているのも、世界共通の作りなのです。

カリフォルニア本社の雰囲気はどんな様子なのか

Facebookのカリフォルニア本社はシリコンバレーにあり、現地ではかなり人気が高い観光地となっています。入口にある大きないいねマークの看板を通り過ぎ、敷地内に入りますが、内部には紹介者がいないと入ることができません。入る許可を得るとネームタグが渡され、セキュリティゲートを抜けると、ひとつの街のような光景が広がっているのです。メインストリートの両脇に、レストランやアイスクリームショップ、土産物屋、自転車屋が並んでいるほか、ランドリーサービス、車のオイル交換、洗車サービスまで受けることができます。
レストランにはさまざまな料理が用意されていますが、全て無料で利用でき、メニュー数の多さと味は社員のお墨付きのようです。敷地内は全体的に緑が多く、あまりに広いため自転車での移動が大半です。ミーティングルームの名前は社員の提案で決まったものもあるようです。CEOが業務を行っているのは、敷地内の「Facebook Building 20」という建物ですが、セキュリティがとても厳重です。

日本法人の雰囲気はどんな様子なのか

Facebookの日本オフィスであるFacebook Japanは、本社を東京都港区においています。他の国のオフィス同様、その国の文化を反映したデザインが特徴です。壁や天井には、日本人アーティストが描いた壁画や、日本文化のひとつであるかるたをイメージした絵柄が施されています。
日本オフィスの会議室名は、「サラリーマン」や「ジェットコースター」「マンツーマン」「ライブハウス」「マイブーム」「ドンマイ」「バージョンアップ」「ゲームセンター」などの和製英語でつけられています。また、Facebookの名物ともいえるのが、Facebook Wallです。ビジターならば誰でも書き込み可能で、有名人も書き込みしているそうです。
会議室以外の場所は壁がなく、広々とした空間で仕事を進めることができます。オフィス内のいたる場所にソファが置かれており、休憩中に無料のフードコーナーやドリンクを利用する社員がとても多いのです。何とアルコールまで無料なのには、懐の広さを感じずにいられません。Apple製品の自販機まで置かれていて、社員証をかざせば無料でiPodやイヤホンも購入できます。

今回のまとめ

Facebookのオフィスは、あらゆる面においてスケールが大きいという印象を受けました。このおおらかさが自主性を促し、仕事に対する熱意を大きくしていくのでしょう。

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