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2020.11.06

日本の有名企業のおしゃれなオフィス・事務所「株式会社サイバーエージェント」

ABEMA(Abema TV)やAmeba(アメーバブログ)など、ネットユーザーなら誰もが知っているコンテンツを提供しているサイバーエージェント。1998年3月の設立以来、ベンチャー企業のトップとして君臨し続けています。
そんなサイバーエージェントの本社は渋谷区にあります。本社の内部は、どのようになっているのでしょうか。

【目次】
1.自社ビルではないが、会社が命名したビル名
2.サイバーエージェントのオフィスで特徴的なスペースとは
3.業務効率化のための取り組みとは
4.今回のまとめ

自社ビルではないが、会社が命名したビル名

サイバーエージェントの本社は、2019年に完成したAbema Towersにあります。タワーの名称から、自社ビルではないかと思うかも知れませんが、賃貸物件なのです。一棟借りをした条件で、ビル名を命名できたことから、賃貸でありながら自社ビルのような名称がつけられました。この場所は、渋谷駅から少し離れていますが、その分面白いアイディアが生まれるのではないかという社長の思惑があったのです。
Abema Towerには、本社機能以外に、AbemaTVを含んだメディア事業やゲーム事業が入居しています。もう1か所、渋谷スクランブルスクエアにも入居している部門があり、広告事業を中心とする部署とグループ会社が該当します。

サイバーエージェントのオフィスで特徴的なスペースとは

本社機能をもつAbema Towers内では、特色のあるワークスペースを演出し、集中して業務を行うことでレベルの高い創造物を生み出しています。代表的なものをいくつかご紹介します。

ハニカム状のデスク配置

ハニカム状とは、六角形のことをさします。メディア事業の執務室で使われているもので、メンバー同士がコミュニケーションをとりやすくするための取り組みです。

精神とテクの部屋

エンジニアやデザイナーなどの技術者が、短時間で集中して業務を行うための部屋です。部屋の名前の由来は、漫画ドラゴンボールに登場する「精神と時の部屋」からきており、木目と白を基調としたシンプルなデザインです。デスクは高さ調整可能なうえ、椅子に座るほかにスタンディングで仕事をしたりバランスボールに乗って集中力を高めたりと、自由に選ぶことができます。部屋の一角には、ビーズクッションが置かれている人気エリアもあります。

クリエイターズクラン

ゲーム事業部にある、クリエイターのためのオフィススタジオです。作業スペースやライブラリースペースがあり、集中して制作やスキルアップを行うことができます。

公開スタジオ「UDAGAWA BASE」

オフィスからは少し離れますが、Abema Towers1階にある「UDAGAWA BASE」では、Abema TVの収録や生放送などが行われます。インターネットTVを配信している企業ならではの設備です。

業務効率化のための取り組みとは

サイバーエージェントでは、社員が働きやすい環境を整えるため、Abema Towers内で次のような取り組みを行っています。

混雑状況の可視化

Abema Towers内には、およそ3,000人の社員が勤務しています。会議室やエレベーター、お手洗いなどの混雑を緩和するために、各場所の混雑状況が自席で確認できるシステムを導入しました。会議室では、予約時間や会議室の広さと社員数を最適化して、必要以上に時間を使うことなく会議を進められます。

社員向けのスマホアプリ導入

社員が、スマホアプリ「CARROT」を使うことで、オフィス各所の混雑状況が確認できるほか、社員情報の検索、来客された方への受付番号発行、有給休暇の申請などが可能です。

今回のまとめ

サイバーエージェントでは、ここでご紹介した取り組み以外にも、福利厚生に力を入れています。企業全体で、仕事を楽しもうとしている心意気が見えてくるような気がします。

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