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オフィス・事務所に設置するパーテーションの必要性と役割
今日、多くのオフィスで導入されているパーテーション。「人に見られたくないスペースがある」「デスクと打ち合わせスペースを区画したい」など、使用の目的はさまざまですが、今回はパーテーションの効果や役割を改めてお伝えしていきます。これらから導入をお考えの方も、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
1.パーテーションを設置する必要性・メリットとは?
2.パーテーションがあることで得られる効果
3.どのような種類を選べば良いの?
4.今回のまとめ
パーテーションを設置する必要性・メリットとは?
パーテーションを設置するメリットは、大きく分けて3つあります。目隠しや空間の区画としての機能はもちろんのこと、その他にも様々な効果を得ることができるのです。
社員の集中力アップにつながる
パーテーションの大小に関わらず、周囲からの視線を遮断し、自分自身の視界も限定することで、より集中しやすい環境をつくることが可能です。社員一人ひとりのプライバシーを尊重するとともに、作業効率と生産性の向上にもつながるでしょう。
オフィスのデザイン性が高まる
現在では、さまざまなデザインのパーテーションが発売されています。中にはマガジンラックやメッセージボードとしての機能を兼ねているものもあり、単に空間を区画するだけのものではなくなりつつあるのです。殺風景になりがちなオフィスにメリハリをつけ、温もりのある雰囲気や明るさを取り入れた空間など、あらゆる演出が可能になります。これまでのイメージを一新したいとお考えの方にとってもぴったりのアイテムです。
セキュリティー性が向上する
より背の高いパーテーションを使用し、さらに出入り口にパスワードや鍵を設定することで、簡単にセキュリティー性能をもった保管庫を作ることができます。レンタルオフィスなどの限られた空間において、急な来客時や人の往来が激しい時にも安心して業務に集中できるため、機密情報や社内資料の保管方法に困った際は参考にするといいでしょう。
パーテーションがあることで得られる効果
これまでパーテーションの必要性についてお伝えしてきましたが、実際に導入した際にはどのような場面で活躍するのでしょうか。
まず思いつくのは、本来の役割である「目隠し」としての役割です。給湯室や備品スペースなど、人の目に触れさせたくないような場所では、存分に威力を発揮します。キャスター付きのものを選べば、日々の業務もよりスムーズになり、ストレスを感じることもありません。次に代表的な例が打ち合わせスペース、個室ブースの作成です。他の空間と明確な区画がなく、衆人の目に晒された状況では、落ち着いて打ち合わせをすることはできません。
また、より集中できる環境で作業がしたい方にとっても、パーテーションで区切られた簡易の個室スペースがあれば、自分の希望に応じてより快適な環境で業務を進めることが可能になります。その他にも、例えばワンフロアの賃貸オフィスの場合、簡易的なエントランスを設けることも可能です。デスク群と区画することで、おしゃれなエントランスを演出するだけでなく、来客時に不必要な圧迫感を与えることもありません。
形骸化を防ぐために、席はランダムに決めよう
パーテーションと一口にいっても、現在は用途に応じて多種多様な商品が軒を連ねており、迷う方も多いのではないでしょうか。どのようなものを選択すればいいか、目的ごとに簡単にご紹介します。
まず、パーテーションは大きさによって「ハイパーテーション」と「ローパーテーション」に分類されます。一般的にオフィスで導入されているものはローパーテーションが多く、高さは約1.2m~2m程度のものが主流です。これだけでも一定の効果は得られますが、より遮音性やセキュリティー性能を追求したい方は、天井までつながっているハイパーテーションを選ぶといいでしょう。
また、素材によってもパーテーションが果たす役割はさまざまです。なるべく圧迫感を与えたくない場合は、透明か半透明のパネルを選べば、開放的な空間を演出することができます。反対にオフィスに彩りやデザイン性を持たせたい場合は、ポップな色合いのものや、ボードとしても活用できるタイプのものを選ぶとアレンジの幅が広がります。いずれにしても、何を1番重視し、どのような機能を要求するか明確にした上で選定することが大切です。
今回のまとめ
パーテーションの最大の魅力は、設置の容易さと低コストで導入できる点にあります。大掛かりなリフォームをせずとも、パーテーションを導入することで空間を自在にアレンジできるのです。また、本格的な壁や個室を設置する費用に比べれば、圧倒的にコストパフォーマンスがいいため、小規模なオフィスであっても比較的簡単に導入できることでしょう。
どこか無機質に感じられていたオフィスでも、簡単に雰囲気を変えることができますので、ぜひ参考にしてみてください。