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業種別で紹介!オフィスの空間デザインで大切な3つのポイント「出版社」編
書籍や雑誌の制作に関わる出版社には、日々多くの人が訪れます。制作に関わる会議を開くことも多いでしょう。質の高い書籍を世に送り出すためにも、オフィスは働きやすい環境を整える必要がありますが、どのような点に目を向ければいいのでしょうか。
今回は、出版社のオフィス作りで大切な3つのポイントについて解説します。
【目次】
1. 利用しやすいような立地にする必要がある
2. ブースはカラフルで1つずつコンセプトを決めておく
3. オリジナリティを求めたアイテムを配置する
4.今回のまとめ
利用しやすいような立地にする必要がある
空間デザインの前に、出版社の立地について考えてみましょう。出版社は、個人法人問わず多くの方が訪れます。そのため、なるべく交通の便のいい場所にオフィスを構えるのがおすすめです。遠くても駅から徒歩数分の距離、できれば複数の路線が通る駅の周辺だと、お客様も非常に通いやすくなります。車で来社されるお客様のために、駐車場も確保しておくといいでしょう。
また、重要な情報を扱うことも多い仕事なので、セキュリティにも気を配る必要があります。防犯システムが整っていて、警備員も常駐しているオフィスビルに入居するのが望ましいでしょう。どうしても都合のいい物件が見つからない場合は、レンタルオフィスを活用するのも有効です。何らかの理由で、一時的に仮オフィスを確保したい場合にも活用できます。
ブースはカラフルで1つずつコンセプトを決めておく
出版社では、会議やミーティングを行う機会も多く、そのためのスペース確保が重要になります。一口にミーティングスペースといっても、ガラス張りで中が見える部屋、オープンスペースで自由に使える部屋、そして大人数向けの会議室などさまざまです。選択肢を増やしておけば、状況に応じて最適な部屋を使用し、効率よく作業できるでしょう。
また、創作力を高められるようなインテリアを配置したり、リラックスできるカフェスペースを設けたりすれば、生産性が高まります。部屋ごとにコンセプトを決め、カラーリングを変えてみるのもおすすめです。仕事がうまくいかない時、部屋を変えることで気分転換になり、新たな発想が生まれてくるかもしれません。もちろん、実際に使用する従業員の意見もしっかり取り入れましょう。
オリジナリティを求めたアイテムを配置する
出版社のオフィスでは、自社がどのようなコンセプトで本を作っているのかというアピールも大切です。そこで、遊び心にあふれたオリジナリティのあるオフィスデザインを試してみましょう。たとえば、手作りの小物を配置したり、従業員の好きな物を持ってきて自由に飾り付けたりといった方法が考えられます。これならコストもそれほどかかりません。
また、植物を設置するだけでも雰囲気が変わり、気持ちも落ち着くオフィスになります。季節の花を、オフィスの空いた空間に配置してみましょう。これもまた対外アピールとして使えますから、自社のイメージにあった植物を配置するのもおすすめです。来社された方が、思わず目を留めるようなオフィスデザインを心がけてください。
今回のまとめ
オフィスでは、デザインを少し工夫するだけでも機能的になり、生産性が向上します。コストは少なからずかかってしまいますが、パーテーションや手作りのアイテムを使えば、コストを抑えることも可能です。
出版社は特にオリジナリティの求められる業種ですから、自社のカラーを前面に打ち出した、素敵なオフィスを作ってみてはいかがでしょうか。