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業種別で紹介!オフィスの空間デザインで大切な3つのポイント「サービス業」編
サービス業は、顧客に対して物やサービスを提供することで、顧客のニーズを満たして満足度を高める仕事です。そのため、いつでも顧客に対応できるオフィス環境を整えていなければなりません。
今回は、サービス業のオフィス作りで大切な3つのポイントについて解説します。
【目次】
1.エントランスの会社のロゴは印象を与えるようにする
2.仕事がしやすいワークスペースや来客スペースを確保する
3.気分を入れ替えるリフレッシュルームの設置が重要
4.今回のまとめ
エントランスの会社のロゴは印象を与えるようにする
企業のイメージは、外観やエントランスの第一印象で半分以上決まります。これらの部分を、来客に好印象を与えられるようなデザインにすることで、企業のイメージアップも図れるのです。近年では、グーグルマップで外観や入口付近の様子を簡単に調べられるので、ますます外観の重要性が増しているといえるでしょう。たとえば、会社のロゴを強調させられるようにスタイリッシュな配置をしたり、イメージカラーを活かしたデザインにしたりするとインパクトが強くなります。エントランスがガラス張りなら、照明でライトアップするのもいいでしょう。ただし、あまりカラフルにしてしまうとロゴが目立たなくなるので、あくまでも主役はロゴであると考えなければなりません。
さらに、自社ビルの場合なら、ビルの外壁にロゴを掲げるのもいいでしょう。遠くから見ても一目でそれとわかるような、見やすくインパクトのあるデザインにするのがおすすめです。窓ガラスを看板代わりに使用するという方法もあるので、いろいろ試してみてください。
仕事がしやすいワークスペースや来客スペースを確保する
オフィスでは、仕事に集中できる環境作りも重要です。近年ではオープンスペースやフリーアドレスが普及していますが、時には自分1人で仕事に集中したくなることもあるかもしれません。そのような方向けに区切られたスペースを設け、メリハリのついた空間を作ると、目的別に従業員が住み分けられるでしょう。
また、来客用のスペースや会議・ミーティング用のスペースの確保も忘れずに行いましょう。これらのスペースでは、話している内容が外に漏れないよう、特に防音性を高くしなければなりません。なるべく空間を広く取り、明るい壁紙や落ち着いたインテリアなどを取り入れれば、リラックスして話せるスペースができ上がります。
なお、オフィス作りにかけられる予算があまりない時は、パーテーションを活用してみましょう。簡易的にフロアを仕切ることができるので、コストを抑えつつも自由に空間デザインを変えられます。レイアウト変更にも対応しやすく便利です。
気分を入れ替えるリフレッシュルームの設置が重要
オフィスでは、従業員のリフレッシュやコミュニケーションも考慮しなければなりません。そのために有効なのが、リフレッシュルームの設置です。リフレッシュルームがあれば休憩時間にくつろげるだけでなく、従業員同士のコミュニケーションも活発化します。サービス業ではチームプレイは必須ですから、交流の活性化はきっとプラスに働くでしょう。
デザインの考え方としては、ソファやカフェを設置したり、ダーツなどのゲームを設置して遊べるようにしたりといった方法もあります。このような空間で過ごしているうちにストレスが発散され、仕事のアイディアが浮かんでくることもあるでしょう。一般のお客様の目にはまず触れない部分なので、必ずしも自社のイメージを意識せず、自由にデザインしてみてください。
今回のまとめ
サービス業では、お客様に対して常によりよいサービスを提供する必要があります。その方策を考える時は、どうしても現場に目が行きがちですが、裏にあるオフィス環境も大切な要素です。従業員にとって居心地のいいオフィスを作れば、モチベーションが上がりサービスの向上も図れるでしょう。オフィスに新たな付加価値を付けられないか、従業員からも意見を募ってみてください。