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2020.10.13

業種別で紹介!オフィスの空間デザインで大切な3つのポイント「小売」編

業種別で紹介!オフィスの空間デザインで大切な3つのポイント「小売」編
小売業において「働く場所作り」を考えるとき、まずお店に注目する方が多いと思われます。しかし、現場を裏で支えるオフィスの存在も忘れてはいけません。常にお客様目線での経営を考え、様々なアイディアを出し合えるようにするためにも、オフィス作りは非常に重要なのです。
今回は、小売のオフィス作りで大切な3つのポイントについて解説します。

【目次】
1. 話しやすく意見が出やすい空間にする
2. インテリアにこだわり感受性を高める
3. ショールームでお客様の意見を聞こう
4.今回のまとめ

話しやすく意見が出やすい空間にする

小売業においては、どんな商品をどのくらい仕入れてどの棚に配置するのかという「棚割」を、常に考え続ける必要があります。お客様の商品購入を促進する上では、売上や現場の状態を見ての試行錯誤が欠かせません。そのためには、従業員が積極的に意見を言い合えるオフィス環境を整えなければならないのです。
そこで、まずはオフィスをオープンスペースにして、会話がしやすい雰囲気を整えましょう。周囲の人の顔が見えやすく、移動もしやすいオフィスなら、自然とコミュニケーションが活発化します。もちろん、無秩序になってしまっては逆効果ですから、整理整頓はしっかりと行いましょう。
また、オフィスのカラーリングを工夫するのもおすすめです。明るく雰囲気の軽い空間を作りあげれば、自然と前向きな意見が出てくるようになります。一方、集中して話し合う必要のある会議室は、シックなデザインでまとめるのもいいでしょう。店舗の奥にあるオフィスは、あまり空間が広くない場合も多いかもしれませんが、メリハリのきいたオフィス作りを心がけてください。

インテリアにこだわり感受性を高める

アイディアを出しやすいオフィスを作るためには、脳が刺激される環境作りも重要になります。そこで、実際に取り扱っている商品をレイアウトしたり、個性的なインテリアを配置して想像力を高めたりしてみましょう。海外製など、特徴的なデザインのインテリアを用意するのもおすすめです。
また、会社のイメージに近いインテリアをそろえたり、特定のブランドで統一したりするのもいいでしょう。高級志向のお店作りを考えているなら、当然インテリアも高級感のあるもので統一し、雰囲気を作る必要があります。落ち着いた雰囲気のお店作りを望むなら、アンティークを配置するのもおすすめです。もちろん、人によって感じ方や受け取り方は違うので、従業員の声も取り入れる必要があります。現場の意見を聞きつつ、日常的に脳が刺激されるオフィスを作れば、画期的なアイディアが出やすくなるでしょう。ただし、オフィスは取引先の方などを招き入れる場所でもありますから、対外的なイメージにも配慮してください。

ショールームでお客様の意見を聞こう

近年は、インターネットで商品を購入する方が爆発的に増えた一方、実店舗で商品を購入する方が減少傾向にあります。結果として発生したのが、実店舗の「ショールーム化」です。ショールームで実際の商品を見たり触ったりして確かめ、実際の購入はネットで行うという方は増加傾向にあります。
そのため、小売業の実店舗では、今まで以上にお客様が過ごしやすい空間作りが求められるようになりました。テーブルやソファを設置してくつろげるようにするのはもちろん、壁紙を明るくしてライトアップも工夫し、より好印象を与えられるようにするべきでしょう。子供から大人まで、楽しみながら商品を理解できるよう演出するのがおすすめです。

今回のまとめ

小売業のオフィスのデザインについては、それほど重視する必要はないと考える方もいると思われます。しかし、従業員が短くない時間を過ごし、会議や事務作業なども行う空間である以上、その雰囲気は様々な部分に影響を与えるのです。売上が伸び悩んでいる時は、一旦店舗を見るのをやめてオフィスに目を向け、改善を図ってみてはいかがでしょうか。

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