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業種別で紹介!オフィスの空間デザインで大切な3つのポイント「IT」編
最近のIT企業、特にベンチャー企業や大企業は、実に個性的なオフィスを設けています。その内容は無料の食堂、ガラス張りの会議室、部屋一面にアートなど多種多様です。これはただの遊びではなく、モチベーションや生産性の向上を狙っています。
今回は、IT企業のオフィスの空間デザインで大切な、3つのポイントについて見ていきましょう。
【目次】
1.仕事がしやすいスペースにすると生産性が上がります
2.インテリアにこだわればお客様に好印象を与えられます
3. コミュニケーションが取りやすいスペースは必須
4.今回のまとめ
仕事がしやすいスペースにすると生産性が上がります
IT企業のオフィスでは、仕事に集中するためのスペースはもちろん、会議室、サーバールーム、そして応接室など、用途に応じた多くの空間が必要になります。もし1つの空間に複数の要素をそろえてしまうと、メリハリがなくなり気持ちの切り替えが難しくなるでしょう。そのため、用途ごとにある程度空間を仕切らなければなりません。たとえば、受付を設置して常に対応できる人がいると、来客があっても担当者以外の気が散らずに済みます。会議用のスペースなら、なるべくゆとりのある空間にすることで、発言しやすい雰囲気が作れるでしょう。仕事の追い込みをかけたい人のために、壁に向かった小さなスペースを設けてもいいかもしれません。
そして、最も重要なのはサーバールームです。IT企業にとっては心臓ともいえる場所なので、外部の人は原則として近づけず、従業員も適当に出入りできないようにしなければなりません。なるべく周囲から隔離された部屋を用意し、セキュリティも万全にしておきましょう。サーバーは24時間稼働しているので、効率よく冷却できる環境も整えてください。
なお、早急かつ簡単にスペースを仕切りたい時は、パーテーションを使用するのがおすすめです。費用が安くて済むのに加え、自由に移動できるため、レイアウト変更にも対応しやすくなります。どのように空間を仕切るのがベストか、いろいろ工夫してみましょう。
インテリアにこだわればお客様に好印象を与えられます
オフィスのインテリアは、仕事に直接関係するわけではありません。しかし、優れたインテリアがあるのとないのとでは、オフィスの印象が大きく違ってきます。なぜなら、適切なインテリアを配置すると空間に統一性が生まれ、企業のイメージも主張できるからです。来客も、最低限の備品しかない殺風景な空間よりは、こだわりのインテリアが並ぶオフィスに好感を抱くでしょう。色やデザインのバランスを考慮し、素敵なオフィスを演出してください。
加えて、エントランスや受付に鮮やかな花が飾られていると、「ここが会社の入り口だな」とわかりやすくなり、お客様の心も安らぎます。1週間に一度は新しい花に交換し、いつでもきれいな花が出迎えてくれるようにしましょう。
コミュニケーションが取りやすいスペースは必須
オフィスの空間デザインでは、コミュニケーションスペースの確保も重要です。昼休みや休憩の時に従業員同士が交流できるスペースがあれば、社内コミュニケーションを促進してモチベーションを高められ、気持ちの切り替えにもつなげられるでしょう。
コミュニケーションスペースのカラーリングは、白や青など安らぎを与える色がおすすめです。スペースの確保が難しい場合は、ほとんど使われていない場所や空きの多い倉庫などを活用するといいでしょう。座り心地のいいソファや椅子を設置するだけでも、立派なコミュニケーションスペースになります。
今回のまとめ
オフィスの雰囲気を変えるだけでも従業員は働きやすくなり、お客様にも好印象を与えられます。ホームページやブログがあるなら、オフィスの外観や内観を掲載してアピールするといいでしょう。従業員が気持ちよく働ける空間を作って、生産性をアップさせてください。