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コラム 2020.08.31

OAフロアのオフィスを選ぶときに気をつける3つのポイント

OAフロアは、床が二重構造になっており、電源コードやLANケーブルなどを床下に収納できるフロアです。電源やケーブルをどこからでも取り出すことができ、見た目がすっきりして足を引っ掛けることもないなど長所が豊富ですが、注意点がないわけではありません。今回は、OAフロアのオフィスを選ぶ時に気をつけるべき点を解説します。

【目次】
1.用途や規模に見合った耐荷重性能が必要
2.床の凹凸にはレベル調整で対応できる
3.配線の自由度や高さにも注目
4.今回のまとめ

用途や規模に見合った耐荷重性能が必要

第1のポイントは「耐荷重性能」です。耐荷重性能とは、どのくらいの重さに耐えられるかという性能を指します。オフィスでは多くの人が歩き回るだけでなく、デスクやキャビネット、さらにはサーバーといった重いものをたくさん配置します。耐荷重性能をオーバーしたものを乗せると、OAフロアが壊れてしまいますから、事前のチェックが欠かせません。
耐荷重性能は、N(ニュートン)という単位によって表されます。3000Nなら、1㎡当たり約300kgの重さに耐えられるという意味です。小規模なオフィスなら3000N程度で十分ですが、大規模なオフィスやサーバールームなどの場合は、4000Nや5000Nの耐荷重が求められることもあります。
また、耐荷重だけでなく、耐衝撃性・耐火性・耐震性といった性能も無視できません。床自体の耐久性が高くても、上に敷き詰めたOAフロアの耐久性が低ければ、事故や災害時の被害が大きくなる可能性があります。総合的な耐久性をチェックするといいでしょう。

床の凹凸にはレベル調整で対応できる

第2のポイントは「歩行感」です。OAフロアの上を歩いていると、何だかガタガタと動いたり、微妙な段差があってつまずいたりすることがあります。このようなフロアで仕事をすれば、転倒事故などを引き起こすおそれがあるため、なるべく避けなければなりません。OAフロアががたつく理由としては、以下のものが考えられます。

・OAフロアの下に配線などが挟まっている
・OAフロアの設置や接続に不備がある
・床に凹凸や傾斜がある
・OAフロアが経年劣化している

これらのうち、配線や設置の不備は修正することができます。床の凹凸も、レベル調整(支柱・脚の高さ調整)のできるOAフロアであれば対応することが可能です。OAフロアには、大きく分けて金属製・コンクリート製・樹脂製があります。このうち、樹脂製は安価ですがレベル調整ができず、耐荷重性能も他のOAフロアほど高くありません。しかし、安価ということは、いつか交換が必要になった時の費用が安く済むということです。
OAフロアのオフィスに入居する時は、上を歩き回ってみるのに加えて床をめくり、OAフロアの種類や状態を確認した方がいいでしょう。

配線の自由度や高さにも注目

第3のポイントは「配線のしやすさ」です。OA フロアは、床下に自由に配線を通してどこからでも取り出せるのが大きなメリットであり、レイアウトに合わせて配線を変える必要があります。配線の自由度が低ければ、OAフロアの長所の1つがなくなってしまうのです。配線の取り出し口の位置や数は製品によって異なるため、必ず確認しましょう。
また、OAフロアの高さも配線の自由度に関係します。足が高ければ床下の空間が大きくなり、配線の自由度がアップし、より多くの配線を通すこともできるからです。特に、レベル調整ができないOAフロアの場合は、後で高さが変更できないため、より慎重にチェックする必要があります。企業にもよりますが、20人以内の事務員が常駐しているフロアなら、 OA フロアの高さは40mm程度でも十分です。20人~50人程度なら50mm、それ以上の人数やサーバールームなら、50mm以上やレベル調整可能なタイプが推奨されます。高すぎるとスロープの幅が広くなり、床のデッドスペースが増えてしまうため、最適な高さを選んでください。

今回のまとめ

OAフロアはとても便利なので、売りにしている物件も少なくないと思われます。しかし、その種類や性能は多様で、OAフロアなら何でもいいわけではありません。自社の業務内容や従業員の人数に合わせて、最適なOAフロアを選ぶのがおすすめです。OAフロアを使いこなして、効率的に業務を行いましょう。