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コラム 2022.09.07

蛍光灯だけでは味気ない?賃貸オフィスをお洒落に見せる照明デザインとは


賃貸オフィスによくある照明は、天井に取り付けられたシンプルな蛍光灯です。蛍光灯はいかにもオフィスといった雰囲気で、お洒落に見せたい場合には物足りなく感じられるかもしれません。オフィスの印象はレイアウトで大きく変わりますが、照明デザインもその印象に大きな影響を与えます。
今回は、オフィスを印象的に変える照明デザインをライト別にご紹介します。

賃貸オフィスの印象は照明デザインで大きく変わる

オフィスのイメージには様々な要素が絡んできます。全体的なスペースレイアウト(ゾーニング)、デスクの配置レイアウト、床や壁の素材とカラー、いすや机、オフィス家具の種類といったことがまず思いつくかもしれません。特にパッと見た時の印象はレイアウトでほぼ決まり、仕事効率もレイアウトによって変化することも確かです。その中で、大きな役割を担っているのが、実は照明だとされています。
明るさや照明の種類のデザインを大きく変更すると、印象を変化させ、ゾーニングすることができます。ゾーニングとは、用途によってセクションごとにオフィススペースを分ける事です。業務を行う場所、休憩所、会議場所、来客スペースなどを動線や必要面積を考えて配置をします。一般的には高いパーティションや壁をつくり、セクションを区別しますが、最近は仕切りをしないゾーニングが注目されています。段差を設けたり、床のカラーや素材を変化させたりして、視覚的、心理的な効果で別空間に来たことを意識させることで、ゾーニングを完成させることもできるのです。別空間に来たことを意識させるもう一つの方法として、照明が使えます。エントランスで雰囲気のよさを感じてもらいたい、休憩所でリラックス効果をあげたい、仕事に集中してもらえる空間にしたい、などの目的にも照明デザインを変更することが効果的なのです。
家庭で照明を選ぶとき、ダイニングでは食事の美味しそうに見える色の照明を、寝室は心が落ち着ける間接照明を、と使い分けた経験のある方も多いかもしれません。もし、そういった経験がないとしても、ホテルやレストランの照明を思い出してみてください。暗めに設定されているため、高級に感じたり、落ち着いた雰囲気を味わえたりします。照明一つで空間の印象を変え、心理的な影響を与えることができるのです。
しかし、世界で流行している照明をそのまま転用するのは、日本のオフィスの実情に合わない場合もあります。例えばホテルの照明は、以前は海外ホテルにならっていたことがあり、かなり暗めの設定でした。欧米の方々が心地良いと感じる明るさで、欧米の価値観に合わせたものだったのです。
しかし、あの暗さがストレスに感じた日本人が多かったことから見直され、今現在昔のようにどこをつけても暗すぎて本も読めない!という事態は起きなくなっているそうです。日本人の価値観、そして使用の目的にあわせた照明デザインをしないと、効果が上がらない実例でもあるでしょう。

賃貸オフィスをお洒落に見せる照明デザインのアイデア

賃貸オフィスにおいて、照明デザインを取り入れるのは難しいことではありません。とくに大がかりな工事を必要としないことがほとんどなので、限られた予算内でも取り入れやすいでしょう。一般的なオフィスに見られる蛍光灯だけではなく、こだわりの照明でオシャレな空間を演出するのがおすすめです。
ここでは、照明器具のタイプについて、その効果も合わせてご紹介します。

シーリングライト

まずは一般的なシーリングライトの説明です。シーリングとは天井のことです。天井にフラットに多数取り付け、部屋全体を明るく照らす、メイン照明としてよく利用されます。
オフィスの中では、常に明るさが必要で広く使用する業務スペースに向いています。

スタンドライト

照明器具だけが独立しており、自由に配置できる置き型のライトです。床に直接置く足の長いタイプと、オフィス家具やテーブルにおいて使う足の短いタイプがあります。
実用的な使い方では、会議室で手元を照らす補助ライトとして使えるようおいて置くのもおすすめです。スタンドライトは高さも色もデザインも特に豊富なので、例えばオフィスの内の待合室に床置きタイプのスタンドライトを配置して、良い雰囲気を作るなどインテリアの一部としても活用できます。

シャンデリア

豪華なイメージを醸し出す、天井から吊り下げて使う照明です。装飾が付く場合もあります。オフィスにおいては応接室や社長室など、格式を高くしたい場所に使うと良いでしょう。エントランスを豪華な印象にしたい場合にも使えます。

ウォールウォッシャー

ウォールウォッシャーは、壁を明るく照らすように取り付けられた照明です。壁に光を反射させることで空間を広く見せたり、壁面に掲げた社名など華やかに演出できたりする効果があります。印象付けたいエントランスや待合室、展示スペースのほか、リラックスするための休憩室などにも向いています。

ダウンライト

天井に埋め込む形で取り付ける照明で、器具が目立たないメリットがあります。数を調整することで、ある程度全体的に明るく照らしたり、ポイント的に効果的に照らしたりすることが可能です。廊下やトイレに部分的な照明として取り付けると落ち着いた雰囲気になります。また、優しい明るさを利用して会議室などに用いるのも良いアイデアです。

スポットライト

スポットライトは、光の方向を変えられるため、空間の演出に活用しやすい照明です。エントランスでは、社名のロゴを強調するのに使用します。その他、主力商品など目立たせたいものにスポットライトをあて、華やかな空間を作り出すのに向いています。

ペンダントライト

コード、チェーンなどで天井から低い場所まで吊り下げて使用する照明器具です。例えば机の上だけなど、部分的にライトアップします。ペンダントライトは、照明器具そのものがインテリアの一部になるのが特徴です。見た目もシンプルなものから個性的なものまで揃っているので、印象を与えるのにエントランスのアクセントに使うことをおすすめします。その他、デザイン性の高い部屋にしたい場合に採用するとおしゃれ感がぐっと増すでしょう。

色味の工夫

照明器具の種類のほかにも、電球の色味で印象は変わります。電球には、電球色、昼白色、昼光色があり、電球色はオレンジ味がかった色、昼白色は太陽光に近い色、昼光色は青白い明るい色です。オフィスではリラックススペースには電球色を使用することも多くありますが、業務スペースには昼白色、昼光色が中心。昼光色のほうが明るく集中力が高まりますが、常に昼光色であると目が疲れてしまう、少し冷たい印象になってしまうデメリットがあります。場所によって、色と器具を選択し、作業のはかどる空間に仕上げましょう。

ランニングコストや目の負担なども考慮して照明デザインを考える

オフィスの照明デザインを考える上で大切なのは与える印象の他にもあります。その部屋の目的にあった明るさであること、そして、ランニングコストが良いことです。

部屋の明るさから考える照明

部屋の明るさに関しては部屋の目的に合っていないと、仕事の効率が下がってしまう可能性があります。とくにデスクワークなどは明るすぎたり暗すぎたりすると、目への負担が大きくなり疲れやすくなってしまうのです。照明のせいであると本人は気がつきにくく、気がついても設置されてしまったものはどうしようもありません。
一般的な規格としてはJIS(日本工業規格)が定める「照明基準総則」というものがあります。それによると、それぞれのスペースに適正な明るさは次のようになっています。

・事務室・役員室・玄関ホール→750lx
・会議室・制御室→500lx
・受付・化粧室・エレベーターホール→300lx
※lxはルクスと読み、照度を測る単位です。

年齢によっても適正な明るさが違うので、社員の平均年齢も意識する方が良いでしょう。年齢を重ねるごとに視力は落ちてくるため、暗めの照明は目に負担が大きくなります。また明るさのほかにも色合いや紫外線の強さも目の疲れに影響します。
色合いは、電球色、昼白色、昼光色の3色で考えます。電球色が一番柔らかい光ですが、業務をするのには暗い印象です。昼光色は明るいですが、常にその光にさらされていると、青白く目にはきつい印象となります。業務に応じて照明の色味を変更する工夫もおすすめです。
紫外線の強さは電球の種類に関係します。種類に関しては次項のコストパフォーマンスの解説でも詳しく説明しますが、LED電球は紫外線がほぼ発生しないため目に優しいと言えるでしょう。

コストパフォーマンスから考える照明

次にコストパフォーマンスに注目します。照明器具本体の耐用年数もありますが、それよりも大きくコストに関わってくるのは、使用する電球の寿命です。
電球には3種類あります。白熱電球、蛍光灯、LED電球です。
それぞれの寿命時間は白熱電球が約2,000時間、蛍光灯が約5,000時間、LED電球が約40,000時間とされています。この結果から見ると、LED電球が圧倒的な強さです。しかし、導入金額が高いというデメリットがあります。LED電球は白熱灯の約7倍、蛍光灯の約5倍の値段がかかります。しかし、LEDは消費電力も低く電気代が蛍光灯を利用したときの1/2で済むのです。そう考えるとコストパフォーマンスの良さはLED電球に軍配が上がると言えるでしょう。

今回のまとめ

賃貸オフィスの印象は、照明が大きく関わります。照明には空間の印象を左右する力があるので、一般的なシーリングライトの蛍光灯のみではなく、さまざまな照明デザインを活用するのがおすすめです。照明器具だけでも種類が豊富なので、それぞれの特性を理解して部屋の目的に合わせて適切に採用してみてください。
また、適切な明るさやコストパフォーマンスも考え、器具だけでなく電球の種類や色にもこだわると、よりデザイン性の高いオフィスになります。適切に照明デザインされたオフィスは、心地よく健康的な空間を作り出し、業務効率にも良い影響を及ぼしてくれるでしょう。

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