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コラム 2022.06.02

賃貸オフィスで従業員エンゲージメントを向上させるには?


賃貸オフィスを借りることを検討しているならば、同時に健全な労働環境の作り方を考えていきましょう。従業員エンゲージメントを向上させるためです。これにより労働者が企業に尽くすモチベーションを高められますし、過労による労災を防ぐ役目も果たせます。
今回は労働環境を良くしたい方のために、従業員エンゲージメント向上のコツをまとめました。賃貸オフィスを借りる前に、働きやすい職場を作るヒントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

従業員エンゲージメントとは?オフィス環境で社員の行動が変わる理由

働く現場の環境を良くするには、従業員エンゲージメントが大切です。その意味を踏まえ、社員の行動を変える環境が重要な理由を3つご紹介します。

従業員エンゲージメントとは従業員と企業の心的なつながり

従業員エンゲージメントは、労働者と企業の精神的なつながりを示します。従業員エンゲージメントが高ければ企業の理念を理解して、目標に対して仕事を進めることが可能です。しかし、従業員エンゲージメントが低いとモチベーションの低下や利己的な行動が目立ち、統率が取れなくなります。
この概念は、労働者の企業に対する信頼と近い関係にあります。信頼が充分なら、会社に尽くそうという思いが強くなるからです。上司から部下だけでなく、その逆も充分に信頼できる関係性が求められます。
エンゲージメントが高い労働者は、職場の人間関係も上手くいくことが多く、気分が前向きになりやすければ、私生活の充実にもつながるでしょう。上司は部下の人生を預かる立場でもあるため、彼らがなるべく働きやすくするための工夫が重要です。

大切な理由1. 多種多様な価値観を受け入れるため

最近の日本社会で従業員エンゲージメントが重要視されている理由は、個人の価値観の違いを尊重するためです。2010年代からデジタルネイティブが社会で活躍しています。彼らはインターネットを通してさまざまな世界を知っている状況です。
10年以上前では当たり前だった価値観が、新しい社会では通用しない可能性も否定できません。たとえば、最近になると、一生涯にひとつの会社に尽くし続ける例にこだわらない方がたくさんいます。入社先の文化や仕事内容へのこだわりが強いケースもあり、そうした方は勤務先でどうしてもイヤなことがあると、すぐに離職するかもしれません。
事業者にとっては、さまざまなカルチャーに対応できる労働環境が求められます。たとえば外国人労働者やセクシュアルマイノリティなども社会的に認知されているため、そうした部分への理解も必要です。ここまで配慮して、はじめて従業員エンゲージメント形成が可能となります。

大切な理由2. 従業員のやりがいを引き出すため

従業員をやる気にさせるには、事業者がエンゲージメントを上げる工夫が大切です。働く方から見ると、やりたいことと業務内容のミスマッチに我慢できないことがありますので、すぐにやめられないためにも、事業者はやりがいを引き出す工夫を行わなければなりません。
やりがいを引き出すためには、労働環境の整備が大切です。優秀な人材がすぐにやめてしまわないように、働きやすい状況を作りましょう。事業者による環境改善が、労働者の目標達成のきっかけになるかもしれません。
最近の日本社会では、個人と組織の関係性が変わっています。そのため時には、個人を尊重した社内ルールの策定も重要ですので、時代や業種に応じて従業員の考えを尊重してください。1人でも多くの方にとって働きやすいことが、エンゲージメント向上のコツです。

大切な理由3. 業績向上のため

従業員エンゲージメントを上げることで、業績向上につながるでしょう。職場に良好な雰囲気をもたらせば、生産性がアップするからです。部下に目標達成に向けた問題を自力で解決してもらうことも大切ですが、上司からのフォローも欠かせません。
エンゲージメントが低いと、多くの従業員がやりがいを感じていない可能性があり、こうなると仕事に後ろ向きになりやすいでしょう。離職率やトラブルが増えるもとになるため、業績悪化を防ぐために問題を解決しなければなりません。
とくに創造性を求められる仕事だとモチベーションの影響は大きく、志気の低下から仕事の進行が遅れてしまいます。従業員が気分を害したままだと顧客へのサービスも満足にできず、業績悪化のリスクが生じるのです。
ビジネスの成績を上げたいと思ったら、従業員のためになる環境づくりが大切になります。

従業員エンゲージメントを向上させるオフィス環境の作り方

従業員エンゲージメントを上げるには、労働環境が大切です。賃貸オフィスを借りる段階から、理想の環境を考えておきましょう。

清潔な空間

従業員エンゲージメントの向上には清潔な空間づくりも欠かせません。
事務所衛生基準規則によって、従業員の健康維持についての基準が設けられているからです。
たとえば床から4m以上の高さだと、備品などを除いて1人あたり10平方メートル以上の空間が必要です。オフィスにモノがゴチャゴチャと詰まっていれば、移動がしづらかったり、仕事中落ち着かなかったりしてストレスになります。
室内に十分な換気スペースがないときは、ドアや窓のような開口部の直接外気へ開放できる部分の面積を、床面積の20分の1としてください。健康維持や感染症対策などを考えると、空気の入れ替えは大切です。

季節に合わせた快適な温度

オフィス内の温度にも気をつけてください。室内が寒すぎたり暑すぎたりすると、従業員が不快に感じるからです。就業中は外の気温や室温をチェックし、エアコンの温度調節を心がけましょう。従業員に空調をかけるタイミングや適性温度を周知させるのもおすすめです。
事務所衛生基準規則によると、室温10度以下だと暖房をかける必要があります。冷房を使う場合は、外の気温より低すぎてもいけません。
オフィス内の気温が17度〜28度、湿度40%〜70%、風速は毎秒0.5m以下が推奨されています。温度、湿度、風速と空調だけでも配慮すべき要素が複数あるのです。

振動や騒音対策も重要

オフィス内では一定の静粛性の確保も大切です。振動や騒音がひどいと、従業員へのストレスになるからです。複数の従業員が不快な状況を訴えていれば、すぐに改善に動かなければなりません。
業種によっては振動や音がどうしても入る仕事がありますが、その場合は隔壁や防音設備を賃貸オフィスに設けなければなりません。たとえばシュレッダーやコピー機といった音を起こす機器を5台以上同時に使う場合、遮音や吸音対策のある専用作業室が必要と定められています。
賃貸オフィスの場合、騒音や振動対策に本格的な設備を設けることに、貸主が抵抗を感じるかもしれません。トラブルを防ぐには、契約前に確認し、貸主の許可を得てから遮音や吸音対策を考えてください。

オープンなコミュニケーションを取りやすい状況

コミュニケーションを取りやすい状況も、労働環境では大切となります。上司と部下の信頼関係が厚いほど、迅速な意思疎通ができるからです。
従業員エンゲージメントが高ければ、上司だけでなく部下も積極的に発言できます。仕事において一定の上下関係は大切ですが、時には部下の意見を取り入れることで、働く場所の環境を良い方向へ変えやすくなります。
上司と部下の意思疎通がスムーズでないと、仕事のミスやトラブルが起きやすいでしょう。企業の成長には顧客だけでなく、従業員の不満を汲み取り、解決に努めてください。

従業員エンゲージメントを向上させるメリット

従業員エンゲージメントの向上には以下の4つのメリットが考えられます。
・従業員のモチベーション向上
・離職率を抑える
・従業員が積極的に動く
・顧客満足度の向上
それぞれの詳細を見ていきましょう。

従業員のモチベーション向上

従業員エンゲージメントの向上は、働く人たちのモチベーションアップにもつながります。上司との信頼関係が厚いほど、従業員は自分が会社から必要とされていると感じたり、尽くすことに前向きになったりするからです。
以上から労働者は熱意を持って仕事に取り組んでくれます。効率的な運営で大切なのは、働く人のやる気です。社内の士気向上を仕掛ける環境づくりが、従業員が明るい職場で大切になります。

離職率を抑える

離職率低下につながることもメリットです。事業者は従業員の収入や待遇を良くすることに目が行きがちですが、資金力がないうちは、なるべく良い待遇を考えるだけでは足りません。
従業員が長期にわたって尽くしてくれるように、働きやすい環境が必要です。どれだけ待遇が良くても、オフィス内が汚かったり、社内コミュニケーションが悪かったりしては本末転倒になりかねません。
事業者は長きにわたって部下が働いてくれる場所づくりを心がけてください。これからオフィスを借りるときは、契約前に健全な環境を伴うレイアウト構想を練っておきましょう。

従業員が積極的に動く

従業員がエンゲージメントの向上で仕事に前向きになれば、上司の指示がなくても積極的に動いてくれるでしょう。上司と部下だけでなく、部下同士での活発なコミュニケーションが大切です。
職場環境の改善によって、労働現場における精神衛生も良くなります。結果としてうつ病のようなメンタルヘルスの不調を防げるのです。
近年は劣悪な労働環境で問題になるブラック企業が社会的に認知されています。以上もあり、事業者には部下が働きやすい職場づくりが重要です。

顧客満足度の向上

従業員が喜ぶ労働環境を作ることで、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。お客さまが訪れる現場は、従業員から見た仕事現場というケースもあります。たとえばデパートの販売エリアや、保険や旅行代理店などのサービスカウンターなどが当てはまるのです。
お客さんとの対面で活躍する従業員の場合は、働きがいを感じていれば、仕事に熱意を持つでしょう。結果としてお客さまに尽くそうという意志も強くなります。
顧客満足度の向上には、まず従業員が喜ぶ環境づくりから入るのが選択肢です。

今回のまとめ

従業員エンゲージメントは、働く人の企業に対する心のつながりを意味します。企業に前向きな考えを持っていれば、事業者と部下の信頼性が高い証拠です。メンバーが積極的に動いてくれ、生産性や業績の向上につなげてくれるでしょう。
以上の実現には、事業者自身が労働環境を良くする必要があります。部下に困難を乗り越えてもらうことも大切です。しかし、企業としての問題解決に向けて、事業者自身による創意工夫も必要となります。
株式会社オフィッコスは名古屋に本社を設けており、店舗やオフィスの賃貸仲介をおこなっております。2012年の運営開始以来、多くの企業様にご利用いただいております。ホームページにない情報についても積極的に提供する方針です。新しいオフィスを借りたい方は、ぜひご相談ください。