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コラム 2022.05.30

オフィス賃貸でインターネット回線を利用するには?契約プランのチェックポイント


オフィス賃貸を借りようと思っている人の中には、インターネット回線をどのように準備すればよいかわからない方もいるでしょう。複数のオフィス賃貸を比べたときに、インターネット回線についてどのように書かれている物件を選ぶべきか迷うこともあるかもしれません。この記事では、オフィスを借りる人が身につけておくべきインターネット回線の知識や、オフィスの賃貸契約をする際に注意すべきことを解説します。

インターネット回線とは?種類別の特徴について

インターネット回線とは、インターネットに接続するための回線のことです。インターネットを使うためには、インターネット回線を準備し、プロバイダと契約する必要があります。
インターネット回線で現在主流となっているのは、光ファイバーケーブルを使用した「光回線」です。
オフィスの壁や床に引かれた回線ケーブルをそのまま使う、またはコネクターなどで接続しさらに伸ばしたケーブルをPCに挿して使うことを「有線LAN」と呼びます。
一方、有線で引かれた回線をルーターに接続し、ルーターから飛ばした電波をPCとつなぐことを「無線LAN」と呼びます。オフィスだけでなく街中や個人宅でもよく使われている「Wi-Fi」は、無線LANの規格のひとつです。

インターネット回線の種類

インターネット回線にはいくつか種類があります。主なものは以下の3つです
・光回線
・ADSL回線
・CATV回線

光回線は、現在最も主流となっているインターネット回線です。全反射と呼ばれる光の性質を利用した「光ファイバー」と呼ばれる繊維を束ねて作られたケーブルを介し、速度が速く安定した通信を行うことが可能です。ケーブルテレビのアンテナを使って通信をおこなう「CATV回線」は、賃貸住宅やオフィスですでにケーブルテレビの回線が引かれているときに便利です。
既存の電話回線を利用する「ADSL回線」は、光回線が普及する前に主流だった回線ですが、アナログのため光回線と比較すると通信速度は劣ります。また、ADSL回線は需要低下の影響により、2025年1月末までにほとんどのサービスで提供が終了します。

有線LANのメリット

インターネット回線を有線LANで使用するメリットには、以下の内容が挙げられます。
・無線LANに比べて高速通信が可能
・接続が安定

無線LANは電波を介すため、障害物によって遮られたり、家電製品や電子機器から同じ周波数帯の電波の発信があると干渉したりするなど、周囲の環境の影響を受けることがあります。この点、有線LANはケーブルを介して接続するため、外部からの物理的な影響を受けにくいのです。
LANケーブルにはさまざまな種類がありますが、性能がよいものほど通信の高速化が可能です。LANケーブルにはカテゴリーとして「CAT」のあとに「5」「7」などの数字が書いてあり、この数字が大きいほど高速で通信できます。

有線LANのデメリット

有線LANを使用する主なデメリットは以下の2つです。
・物理的な線が発生する
・配線の工夫が必要

有線LANは文字通り「線=ケーブル」を接続して利用するため、PCが増えるごとにケーブルが次々と追加されます。ケーブル同士が絡んだり、目に見えるところに複数のケーブルがあるとオフィスの雰囲気が台無しになったりする可能性が否定できません。
また、有線の配置にはある程度の工夫が必要です。配線を完了した後に、オフィスの模様替えや人員増加で変更しようとすると、面倒な作業が発生します。デスクの増加や模様替えにも対応できるよう、あらかじめケーブルを引く位置を考えておくとよいでしょう。

無線LANのメリット

無線LANを使用するメリットは以下の2点です。
・ケーブルの配線が必要ない
・場所を選ばずインターネットが使える

無線LANの接続には物理的な線が必要ないため、配線を考える必要がないのが特徴です。オフィス全体に電波を飛ばせる位置にルーターを設置しておけば、ノートPCを持ち歩いて、自席だけでなく会議室や作業スペースでもインターネットに接続できます。

無線LANのデメリット

無線LANを使用するデメリットには次の2つがあります。
・ルーターなどの機器が必要
・接続が不安定になることがある

オフィス内で無線LANを使用するためには、電波を飛ばす機械であるルーターが必要です。ルーターはPCの同時接続数や最大通信速度、電波を飛ばせるフロアの広さなどにそれぞれ違いがあり、性能がよいものほど料金が高くなる傾向にあります。
また、ルーターさえ導入すればオフィスのどこでも安定した接続ができるようになるわけではなく、他の家電製品や電子機器から発せられる電波の影響を受けたり、壁や家具などの障害物があると接続が悪くなったりすることがあります。
ルーターを使用せずポケットWi-Fiを契約したり、スマートフォンでテザリングをしたりする場合は、別途料金が必要です。

無線LANの種類

無線LANには、大きく分けて3つの種類があります。
・ルーターでつなぐ
・ポケットWi-Fiでつなぐ
・携帯端末でテザリングする

オフィスで無線LANを使用する際に一番多いパターンが、オフィスに引かれている有線のインターネット回線をルーターに接続し、電波を飛ばす方法です。オフィスでまとめて支払うインターネット回線の料金と、ルーターの購入またはレンタルにかかる料金が必要になります。また、当然ですがオフィス外での利用はできません。
ポケットWi-Fiでつなぐ場合は、オフィスに引かれているインターネット回線の他に、別途ポケットWi-Fiの回線を契約する必要があります。ポケットWi-Fiの機器本体は購入する方法と、回線契約とあわせてサブスクリプション形式で月額料金を支払う2つのパターンがあります。ポケットWi-Fiを持っていればオフィス内はもちろん外出時にも利用できるため、営業職など社外に出ることの多い従業員にとって利便性が高いでしょう。
テザリングは、データ通信契約をしているスマートフォンなどを親機として、親機から有線や無線でPCにつなぎ、インターネットを利用する方法です。スマートフォンがあればどこでも利用できますが、スマートフォンのデータ通信契約の利用料金が跳ね上がる可能性があります。また、テザリングの通信速度はスマートフォンのデータ通信速度に依存するほか、スマートフォンからWi-FiやBluetoothでPCに接続すると、さらに速度が遅くなります。ビジネスシーンでインターネット接続の主な方法として用いられることは少なく、緊急事態用の手段として考えておく方がよいでしょう。

賃貸オフィスの契約内容にインターネット回線は「完備」か「対応」かを要チェック

オフィス賃貸を探している際に、「インターネット完備」もしくは「インターネット対応」という表記を目にすることもあるでしょう。一見似ている言葉ですが、両者は全く違う意味合いです。それぞれの特徴をご紹介します。

「完備」のメリット、デメリット

「インターネット完備」とは、オフィスを借りた人が利用する初日からインターネットが使えるよう、設備が整っている状態のことです。そのため、メリットとしては、賃貸を契約する際に回線の準備やプロバイダとの契約などを行う必要がない点が挙げられます。また、インターネットを使うための初期費用がかからない点も、大きなメリットです。こうしたメリットだけ考えると、「完備の物件で良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、インターネット完備の最大のデメリットは、既存の回線の使用感が必ずしもよいとは限らないことです。インターネット完備の物件で契約している回線やプロバイダによって、通信速度は全く異なります。仮にデータのやりとりを頻繁にする企業の場合、インターネット速度が十分でない物件を契約してしまうと、日々の業務に支障が出てしまいかねません。
インターネット完備の物件でも別途新たに回線を引くことが可能な場合もありますが、余計な費用と手間がかかることになってしまうため、賃貸契約前にインターネット回線の契約内容を確認することが大切です。

「対応」のメリット、デメリット

「インターネット対応」の物件は、インターネット回線のみの準備が整っている状態の物件のことです。インターネットを使う際には、プロバイダと契約する必要があります。そのため、初期費用がかかることがインターネット対応物件のデメリットです。
しかし、自分で自由にプロバイダを選べるため、従業員の人数や必要な通信速度に合わせて契約内容を決めることができる点はメリットです。ただし、オフィスに入居した初日からインターネットを使うためには事前に契約が必要なため、準備にかかる手間は増えることを把握しておいてください。

光回線にこだわるなら「光対応」の物件での契約が必要

賃貸オフィスでインターネットを使用する際に、通信速度を考えて「光回線」を利用したい場合は、「光対応」のオフィスと契約をする必要があります。光対応のオフィス以外で光回線を利用するためには、光ケーブルを引くための工事が別途必要となり、物件によってはオーナーや業者が対応してくれない場合もあるかもしれません。快適な通信速度でスムーズな業務を行いたい場合は、オフィスを契約する前に「光対応」かどうかしっかり確認しましょう。

今回のまとめ

オフィス賃貸を選ぶ際には、インターネット回線も重要なポイントです。十分な通信速度でスムーズな業務を行うためには、通信速度が速い「光回線」が使える「光対応」のオフィスを選ぶとよいでしょう。オフィス環境に合わせて有線LANと無線LANのどちらを使うかを決めるのも大切なポイントです。
入居初日からインターネット回線を使いたいのであれば「インターネット完備」の物件が便利ですが、プロバイダを自分で選びたい場合は「インターネット対応」のオフィスを選ぶという方法もあります。滞りなく快適に業務が行えるよう、インターネット回線についての理解を深め、オフィス賃貸の契約に備えましょう。
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