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コラム 2021.10.25

愛知県の市町村別貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【知立市】

東海道五十三次の宿場町として栄えた知立市。伊勢物語で詠まれたかきつばたの名勝地であり、毎年4月から5月には全国からかきつばた祭りに大勢の観光客が訪れます。県のほぼ中央部に位置し、交通の便にも恵まれていることから、交通の要衝となっています。あん巻きが有名でもあり、趣向を凝らしたあん巻きが市内各店舗で販売されています。そんな知立市では、貸店舗やテナントの家賃相場は、どの程度で推移しているのでしょうか。今回の記事で紹介します。

【目次】
1.知立市の基本情報と地域ごとの特色
2.知立市における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.知立市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ

知立市の基本情報と地域ごとの特色

知立市は、愛知県のほぼ中央に位置する自治体で、刈谷市・豊田市・安城市と隣接しています。西三河地方に該当する地域で、市の面積が16平方キロメートル強とコンパクトな市域であるのに対し、人口は72,174人(令和3年9月現在)であり、人口密度が高いことが特徴です。市内には、国道1号線・23号線・155号線・419号線と、国道が複数通っているうえ県道も多く、鉄道も名鉄名古屋本線と三河線が走っており、交通の便は申し分ないといえます。
市の中心部は名鉄知立駅周辺ですが、踏切の遮断時間が長いことから、時間帯によっては「開かずの踏切」となっているのが現状です。このため、高架に向けた工事が行われており、令和5年度の完成を目指しています。完成後は、1階が改札・2階が名古屋本線・3階が三河線となり、駅前広場が現在の2倍に拡張される予定です。工事の状況写真が公式ページで公開されており、安全かつ快適なまちづくりのための取り組みが進められています。

知立市における貸店舗・テナント需要の傾向は?

知立駅周辺では、高架工事を始めとした再開発事業が進められています。平成31年には、知立市で最も高い建築物となった分譲マンション「エムズシティ知立 ザ・タワー」(愛称:エキタス知立)が竣工し、1・2階には飲食店などのテナントが入っています。知立駅の目の前にあり、竣工当初のテナントの坪単価は15,000円から22,000円となっていました。現在の同テナントの坪単価は確認できませんでしたが、築年数も浅いことから、ほかのテナントと比べて高単価である可能性はかなり高いと考えられます。
刈谷・安城・豊田などの近隣地域からの来客を見込むのであれば、駅から離れていてもほとんど支障はないでしょう。車移動も多い地域ですので、駐車場の確保ができれば問題ありません。

知立市における貸店舗・テナントの家賃相場は?

知立市内における、貸店舗やテナントの家賃相場は、坪あたり4,000円台から8,000円台が中心となっています。物件によっては、家賃に駐車場代が含まれているところもありますので、開きたい店舗の形態に合わせて検討すると良いでしょう。知立駅周辺にも、複数の物件が確認できました。今後の再開発で利便性が増し、需要が高まることも考えられます。

今回のまとめ

知立市は、コンパクトで平坦な地勢であり、大変移動しやすいメリットがあります。気候も温暖なことから、今後の再開発でどのように変化していくのか、見守っていきたいところです。

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