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コラム 2021.08.14

テナント・貸店舗を移転するときの流れを解説


今入居しているテナントを出て、新しく移転先を探したいとお考えの方は多いのではないでしょうか?事務所や店舗などの事業用物件は、物件探しを含むさまざまな段階を経てようやく移転が完成します。一般的には会社やお店が移転するのには、計画から実行まで6か月程度を要するとされます。そこで今回は、テナント・貸店舗を移転するときの流れを解説します。ぜひ、テナント移転を成功させるための参考にしてください。

【目次】
1.移転の流れ①賃貸借契約書を確認し退去を申し出る
2.移転の流れ②オフィス・店舗の移転先物件探し
3.移転の流れ③引っ越し準備~移転実行とその後の手続き
4.今回のまとめ

移転の流れ①賃貸借契約書を確認し退去を申し出る

テナント・貸店舗を移転することが決まったら、まずは現在入居しているテナントの賃貸借契約書を見て、管理会社へ退去通達する時期がいつなのかを確認しましょう。移転先が決定してから正確な解約日を決めるとしても、できるだけ早めに退去する意向を伝えておくことが重要です。
さらに、移転に伴う行政手続きなどをリサーチし、自社・自店に必要な手続きと時期もリストアップします。通信・電気・水道などの移転手続きも重要です。
次に、移転計画のスケジュールやTo Doリストを作成しましょう。旧テナントで行う準備や移転先の物件選びに必要な工程を書き入れておきます。従業員が多い会社やお店なら担当別のロードマップを作っておくのもおすすめです。その時々で必要なチェックリストも準備しておくと、作業に漏れがありません。
テナントの移転にどんな作業工程があるのかを把握したら、次は、新たな移転先の物件選びに着手しつつ、出て行く物件に要する原状回復工事の業者および、移転先の内装工事業者選定も行います。工事の予算を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討するのが鉄則です。業者が決まったら、スケジュールを設定しておきましょう。

移転の流れ②オフィス・店舗の移転先物件探し

オフィスや店舗の移転先選びは、単なる使い勝手や居心地に留まらず、業務効率や業績などにまで影響を及ぼします。立地や予算などの重要条件を最初に洗い出しておき、信頼できる仲介会社に物件選びのパートナーとなってもらいましょう。持っている情報量の多さに加え、テナント移転に関するノウハウの確かさ、物件の短所まで教えてくれる誠実さがある不動産会社がおすすめです。
サイトから物件を検索し、気になるテナントあれば、電話などでアプローチしてみてください。対応が早く、気になる物件以外にも好物件を見せてくれる提案力があり、さらに移転に必要な準備・手続きなどについてもアドバイスをくれる会社なら安心です。良い物件に出会えたら、仲介会社の担当者などと内見を行います。実際に物件を調べて気に入れば、入居申し込みを行いましょう。

移転の流れ③引っ越し準備~移転実行とその後の手続き

移転先が決まったら、複数の引っ越し業者に見積もりを依頼し、最も納得のいく業者と契約しましょう。引っ越し作業を進めるかたわらで、移転先の内装工事の開始時期や進捗を確認します。また、移転先で必要となる什器・家具・設備などの購入も必要です。この際、サイズの誤りなどには十分注意しましょう。
また、取引先や関係各所に移転の報告を行うことも忘れないようにします。
なお、引っ越しを行う前に、テナントの近隣入居者などに挨拶を行っておけば安心して引っ越し作業を行うことが可能です。無事に移転が終わったら、税務署など、移転手続きが必要な各機関で手続きを済ませます。期限が切ってある手続きばかりなので、し損じのないよう注意しましょう。

今回のまとめ

テナント・貸店舗の移転には、想像以上に必要な作業や手続きが多いので、やり忘れたり見落としたりすることが少なくありません。最初に必ず計画書やリストを作り、テナント仲介業者に協力を仰ぎながら抜かりなく進めるようにしましょう。

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