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コラム 2021.08.10

愛知県内の事務所荒らしの発生件数と犯行手口

愛知県は例年事務所荒らしや出店荒らしなど「侵入盗」の被害件数が多いことをご存じでしょうか?愛知県内の事業者の方々はもちろん、これから愛知県内でオフィスや事務所を開く予定のある方は、防犯対策を徹底するためにも、まずは愛知県に侵入盗が多い現状や、犯人が事務所などに侵入する方法を知ることが大切です。今回は愛知県内の事務所荒らしの発生件数や犯行手口について紹介します。

【目次】
1.愛知県は11年連続事務所荒らしワースト1の「侵入盗」県!
2.名古屋市の侵入手口はドア錠こじ破りが多い!
3.愛知県警が呼びかける事務所荒らし予防対策とは?
4.今回のまとめ

愛知県は11年連続事務所荒らしワースト1の「侵入盗」県!

不名誉な記録ではありますが、愛知県は2007年~2018年までの11年もの間、事務所荒らしの被害件数で全国ワースト1を記録しました。2019年には一旦その座が埼玉県に入れ替わったものの、例年事務所荒らし・出店荒らしを含む侵入盗被害の多い県として認知されています。ただし、近年は侵入盗・窃盗などの発生件数が顕著に減少傾向にあります。愛知県下では、2003年の侵入盗被害発生数ピーク当時には、年間約3万件にも及ぶ被害件数が報告されていました。
しかし最近では、令和2年に年間で1,618件、令和3年には1,282件の侵入盗被害が認知されるに留まっています。一方、窃盗被害の主な手口について内訳を見てみると、事務所荒らしは令和2年に157件、令和3年に105件の発生件数を記録。出店荒らしは令和2年が220件発生したのに対し、翌令和3年には95件に減少しました。減少傾向にあるとはいっても、例年一定以上の事務所荒らし・出店荒らしが起きていることを忘れてはいけません。
なお、愛知県内の事務所荒らしでは、チェーン展開している飲食店の事務所や、工事関係のオフィス、学習塾や神社仏閣の事務所などを狙った侵入盗・窃盗被害も多いということです。

名古屋市の侵入手口はドア錠こじ破りが多い!

侵入盗被害では、窓を侵入口とする犯行が多数を占め、その割合は全体の60%程度であることがわかっています。次に多い侵入口は玄関で、さらにその他の出入り口と続きます。侵入する手口はガラス破りが多く、窓や出入り口のガラスを破り、さらに解錠するなどして住戸や事務所・オフィス・店舗に侵入されるケースが主流です。しかし、愛知県で特徴的なのは、「ドア錠こじ破り」による侵入が多い点です。このドア錠破りは窃盗グループによる組織犯罪の手口としてよく見られます。
名古屋市では、侵入手口の20%弱程度がドア錠こじ破りによるものです。他方、三河地方では、無施錠の住戸や事務所が侵入盗被害にあうケースが多発。常に施錠する習慣をつけることや施錠忘れがないかどうかの確認が重要です。

愛知県警が呼びかける事務所荒らし予防対策とは?

愛知県警では、県内の事務所荒らしなどの侵入盗被害を減らすために、「防犯の4原則」を促しています。防犯の4原則とは、「時間・光・音・目」です。この4つは、補助錠などを用いて侵入に時間をかけさせる工夫をすること、感応式ライト・防犯砂利などを設置して侵入者の存在を周囲に知らせること、そして近隣住民などで連携して監視の目を光らせることを指します。
愛知県に特徴的なドア錠こじ破りには、ドア枠の隙間をプレートで埋めてこじあけを不可能にするなどの対策も効果的です。また、センサーなど機械警備導入も、組織的な窃盗犯罪に有効的として推奨されています。

今回のまとめ

愛知県は侵入盗被害件数が多い地域です。名古屋エリアの侵入手口はドア錠こじ破りが多いのが特徴的で、組織犯罪も多数見られます。一方で三河エリアは鍵のかけ忘れが犯罪を誘発するケースが多発しています。いずれもちょっとした工夫や心がけで犯罪を未然に防げる場合があるので、愛知県内で事務所・オフィスを運営中の方や今後オフィスを開く予定のある方は、今すぐにより堅固な事務所荒らし対策を講じてみてください。