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コラム 2021.08.05

テナント・貸店舗で行うべき新型コロナウイルス対策とは?

2020年以降、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。日本も多大な影響を受けており、日々あらゆる場面で対策を迫られるようになりました。多くの人が集まるテナントや店舗では特に重要です。今回は、主要な3つの感染経路に注目し、テナントや貸店舗で行うべき新型コロナウイルス対策について解説します。

【目次】
1.飛沫感染の防止
2.空気感染の防止
3.接触感染の防止
4.今回のまとめ

飛沫感染の防止

テナント・貸店舗において特に重要なのが、飛沫感染(ひまつかんせん)の防止策です。飛沫感染とは、感染者が咳やくしゃみ、大声を発した際に口から出る飛沫(=しぶき)を浴びることによって起こる感染を指します。飛沫感染が厄介なのは、口や鼻からだけでなく、目などの粘膜からも感染してしまうところです。通常、飛沫の飛散距離は1~2m程度とそれほど広範囲ではありませんが、最も感染リスクの高い経路なので十分に警戒しなければなりません。
基本的な対策は、店舗内では従業員、来店客ともにマスクの着用を徹底させることです。従業員については、必要に応じてフェイスシールドなどの追加策を講じるなど、厳重な対策をするのが望ましいでしょう。また、厚生労働省の「咳エチケット」ガイドライン等に則って、来店客に適切なマナーでの店舗利用を促すことも大切です。特にマスクを外すことが多い飲食店では、アクリル板の設置や滞在時間の制限など、より強力な飛沫感染の防止策が必須といえるでしょう。

接触感染の防止

続いて対策をしておきたいのが接触感染です。接触感染は、手などに付着したウイルスに気づかないまま、物に触れたり人と接触したりすることで起きる感染を指します。最近では、他人と適切な距離を保ち接触を避ける「ソーシャルディスタンス」が推奨されていますが、これらに加えてドアノブや什器の定期的な消毒、および入店時の手の消毒を徹底するようにしましょう。また、接触の機会を減らすという点では、自動精算機やコイントレーでの金銭受渡も効果的です。食料品を取り扱う店舗においては、取り分け形式ではなくパックや袋詰めの小分販売にする、サンプリングの中止、少人数での来店推奨による混雑緩和など、一層細やかな配慮が求められます。
一方で根本的な感染対策として、デリバリーおよびテイクアウトシステムの採用や、オンラインショッピングの推奨を行っているテナントも増えてきています。こうしたシステムは感染症対策としての側面に加え、顧客の新たなニーズに応えていくという観点からも、積極的に検討するといいでしょう。

空気感染の防止

最後は空気感染の防止についてです。空気感染は、前述した飛沫が空気中でさらに小さな「飛沫核」となって浮遊し、他者の体内に入ることで起こる感染を指します。店舗においては、飛沫核がエアコンの風に乗って遠くまで飛散し、一定距離離れた人にも感染する可能性があります。この空気感染を防ぐために、最も有効的な方法が換気です。特に面積が狭い店舗や長時間人が密集する可能性のある場所では、この換気を念入りに行うようにしてください。定期的に空気の入れ替えを行うことで、建物内における飛沫核の滞留を抑制し、感染リスクを軽減することができます。
他にも、カフェや居酒屋といった人との接触が避けにくいテナント・店舗では、空気清浄機を併用するなどより徹底した対策を行いましょう。さらに、感染症予防の意識づくりとして、黙食の励行や飲食時以外はマスクを着用することを促すポスター掲載も効果的です。

今回のまとめ

最近はワクチンの接種が急速に進んでおり、1年以上に及ぶ新型コロナとの戦いもようやく光が見えてきています。とはいえ、完全収束はまだまだ先ですから、当面は感染対策を続けなければなりません。店舗やテナントにおいては基本的な対策を徹底し、従業員も来店客も安心して過ごせる環境づくりを心がけてください。