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コラム 2021.07.05

賃貸事務所・オフィスに神棚は設置すべきか?設置方法も紹介


日本は他国と比べると全般的に宗教色が薄い国といえますが、初詣やお宮参り、七五三などの行事は宗教行事というよりは暮らしに根付いた伝統行事として広く浸透しています。同様の自然さで神棚が祀られている事務所・オフィスも少なくありません。新しく事務所・オフィスを借りる際には神棚を設置すべきなのでしょうか。本コラムでは、賃貸事務所・オフィスに神棚は設置したほうがよいのか、設置するのであればどのように設置すればよいかについてご紹介します。

【目次】
1.神棚を設置するかどうかは考え方次第
2.神棚の設置方法
3.神様はきれい好き
4.神棚に御札を祀る際の注意点
5.今回のまとめ

神棚を設置するかどうかは考え方次第

着工前の地鎮祭も神式の行事ですが、ほぼ慣習としてほとんどの場合執り行われる地鎮祭に比べ、神棚の設置は企業によりけりです。あくまで傾向としてですが、建設業のように業務遂行に危険の伴う業種の企業、古くから続く企業には神棚が比較的よく祀られているようです。後者の場合、創業家の自宅の敷地にもともとあった屋敷神の祠(ほこら。多くは稲荷)がそのままビルの屋上に移されているようなケースも多いです。別の角度から考えるならば、年始やプロジェクト開始時、入札前、認証試験前などのタイミングに神社で祈願する慣わしがある企業では、その際にいただいてくる御札を祀る場所として神棚があったほうがよいといえそうです。
何事も人の力だけではどうにもならない部分というのはありますが、特に商売においては最後の最後は神頼みとなるところがあるのかもしれません。今日においても、従業員の生活もかかっている企業という組織を動かす立場にあれば、厳しいビジネスの世界を生き抜いていく上でそういったメンタリティーとなるのはむしろ自然といえるでしょう。
いずれにせよ、事務所・オフィスに神棚を設置するかしないかは完全に自由な選択であり、祀らないと問題があるというわけではまったくありません。

神棚の設置方法

神棚は東向きか南向き、つまり明るい方角に向けるのが良いとされています。言い換えると、室内の西側か北側の壁に設置するこということです。人よりも高い位置に祀るのが原則ですので、天井近くに設置されることが一般的です。また、上に人が来ない最上階に祀るのがベストですが、賃貸事務所・オフィスではそうもいかないことが多いのが現実ではないでしょうか。上階がある場合は、神棚の真上に当たる天井に「天」「空」「雲」などと書いた紙を貼るとよいといわれています。

神様はきれい好き

神道における神様は不浄を忌み嫌うと考えられています。そのため、間取りとの兼ね合いもありますが、水回り(特にお手洗い)に近接する場所に神棚を設置するのはできる限り避けましょう。また、祀るからにはきちんと掃除の行き届いた清浄な状態を保つようこまめにお手入れを。榊や水、塩なども常に新鮮なものをお供えするようにしたいですね。

神棚に御札を祀る際の注意点

地域の氏神様や企業として崇敬する神様の御札を並べて祀ることに問題はありませんが、総氏神様である天照大神の御札を含め祀る場合は、必ず天照大神を中央に祀るようにします。また、商売繁盛の神様といわれるため昔から商家で多く祀られてきたお稲荷様については、単体で祀るのが決まりです。

今回のまとめ

事務所・オフィスに神棚が設置されていることは少なくありません。しかし、だからといって必ず祀らなくてはならないわけではなく、少なくとも今日では神棚を設置するかしないかはまったくの自由です。敢えていうならば、入札前や認証試験前など「人事を尽くして天命を待つ」といったタイミングでの神社参拝が恒例となっているような職場なら、その際にいただいてくる御札を祀る場所として神棚があるとよいのではないでしょうか。日々お参りすることで謙虚さや感謝の気持ちを忘れずにビジネスに臨めるという点が、結果的に“ご利益”となるといえるかもしれませんね。