名古屋の賃貸事務所・テナントの移転ならオフィスの仲介会社(株)オフィッコス「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

NEWS

コラム 2021.07.03

ラーメン屋を開業するときのテナントの選び方3つのポイント


ラーメン屋を開業する場合、飲食店の経営が可能なテナントを探すことになりますが、飲食店に必要な排気や排水設備などが整っているか以外にも、注意したいポイントがあります。賃料だけで選んでしまうと、思ったように客足が伸びず後悔することになるでしょう。適正な賃料の導き出し方や、立地の選び方など、ラーメン屋を成功させるために押さえておくべき物件選びの方法を紹介します。

【目次】
1.想定する売り上げに対し適正な賃料か
2.面積についてもチェック
3.立地は人口や競合店の有無に注目
4.今回のまとめ

想定する売り上げに対し適正な賃料か

ラーメン店に相応しいテナントを選ぶとき、賃料がいくらまでなら採算が合うのかを考えて選ぶことは重要です。適正な賃料を導き出すには、売り上げを試算する必要があります。
例えば、ランチの客1人あたりの単価が1000円で、30人の来客を想定するなら3万円、ディナーの客1人あたりの単価が2000円で、20人の来客を想定するなら4万円となり、1日あたりの売り上げは7万円です。これを25日間の営業日で掛け算すると、月の売り上げは175万円となります。ラーメン屋の適正家賃は、月の売上の10%程度が理想といわれているので、賃料が17万5000円以下であれば、うまく儲けを出せる可能性が高いでしょう。ただし、想定したよりも客足が伸びないこともありますし、平日と土日で大きく売り上げが異なるなど、立地的な違いも考慮し試算する必要があります。目安よりも安い賃料の物件を探してリスクを減らすという方法もあるため、一つの目安として考えるとよいでしょう。

面積についてもチェック

ラーメン屋を開業する際、カウンターのみの小さな店を出したい場合もあれば、家族で食事ができるようなスペースのある店を出したい場合もあるでしょう。一般的な飲食店の場合「1坪につき1.5席」が目安となりますが、カウンターだけの場合は席と席の間隔が狭くて済むため、8人前後の座席数なら10坪程度でも営業できる計算になります。どの程度の広さの店を出すかを考える際、回転率も含めて考えることが必要です。料理の提供までにかかる時間によって若干の誤差はありますが、ラーメン店の場合、1人あたりの滞在時間は15~20分程度となります。1時間の間に3回転はできる見込みになることを考えると、それほど広い面積がなくてもよいことが分かるでしょう。
また、最寄駅から近い立地や都市部で開業する場合は駐車スペースのことを考えずに済みますが、マイカーの利用が多い地域では駐車場を設ける必要があります。座席数に見合った広さの駐車場がないと、利用者を逃すことにつながるので注意しましょう。

立地は人口や競合店の有無に注目

ラーメン屋のターゲットとなる人々の生活圏に店を出すことは、多くのメリットがあります。通勤路や通学路にある店の方が、ランチやディナーに利用しやすいですし、常連客として定着してくれることも期待できるでしょう。ラーメン店を開業する場合、同種の店だけでなく1000円前後で食事を提供する店は、大体競合店になると考えられます。昼時のサラリーマンやOLなどをターゲットにするなら、コンビニや弁当屋などのテイクアウト専門店も、ライバルになり得るのです。
ラーメンの愛好家をターゲットにする場合、あえてラーメン店が多く集まっている立地に出店する方法もあります。激戦区で勝ち抜くことは大変ですが、ラーメンを好きな人が多く集まるので通行人からの注目度は高まるでしょう。ほかの店にはない売りを生かせれば、売り上げを伸ばせる可能性があるといえます。

今回のまとめ

ラーメン店を開業する際の物件選びは、適正な賃料や必要十分な面積であるかなどに重点を置きましょう。人通りが多い立地や競合店の有無なども重要なポイントで、ラーメンを食べる割合が多い労働者や若者などが集まる地域を狙うことも一つの方法です。店のコンセプトに合う立地を選んだ方が、ミスマッチを防げるでしょう。人口密度が高く飲食店の経営に向いている場所は、賃料も相応に高い傾向があります。採算が合うか試算した上で、検討するようにしましょう。