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コラム 2021.02.25

オフィス・事務所でタイルカーペットが主流な理由

オフィスの床を見ると、四角いタイル状のカーペットが隙間なく敷き詰められている光景を目にすることが多いかと思います。このタイルカーペットは、オフィスで用いられている主流なカーペットなのですが、なぜ主流となったのか疑問に思ったことはありませんか。それは、タイルカーペットならではの使いやすさが理由なのです。今回の記事で、詳しく解説します。

【目次】
1.オフィスでタイルカーペットを使うメリットは?
2.タイルカーペットはどのくらいの枚数が必要?
3.タイルカーペットの選び方は?
4.今回のまとめ

オフィスでタイルカーペットを使うメリットは?

タイルカーペットとは、タイルのように敷き詰められる、パネルタイプの床材をさします。正方形や長方形、六角形など、さまざまな形がありますが、オフィスでは正方形を用いるのが一般的です。土足歩行で使うことを前提としていますので、ナイロンやポリブロビレンなど耐久性の高い素材が使われますが、防炎加工されているので災害にも備えられます。タイルカーペットは、1枚が50cm四方程度の大きさで、かつ軽量ですので、誰でもすぐに取り外しでき、汚れたりほつれたりしても、数分で交換可能です。
また、近年のオフィスでは、床下にパソコンなどの電気配線が通っていますが、タイルカーペットははがしやすく、配線工事の際にも使い勝手が良いのです。さらに、デザイン性にも優れ、カラーバリエーションも豊富ですので、設置する部屋の雰囲気や企業イメージなどに合わせて自在にアレンジできます。タイルカーペット以外では、フローリングやフロアタイルなどを導入するオフィスが多く見られます。

タイルカーペットはどのくらいの枚数が必要?

オフィスの床にタイルカーペットを敷くのには、かなりの枚数を用意しなくてはいけません。購入予算を想定するのに、必要な枚数の算出方法を覚えておくと安心です。
例えば50cm四方のタイルカーペットを使用するときは、1㎡あたり4枚のカーペットが必要です。70㎡のオフィスにカーペットを敷こうとすると、70㎡×4枚=280枚となりあす。さらに、柱や端の部分をカットする際に、余りやカットミスが5~10%ほど発生するため、予備を含め10%多く見積もると、280枚×1.1=308枚が必要と分かるのです。もし、この時点で小数点以下の枚数があれば、繰り上げて数えましょう。40cm四方のタイルカーペットであれば、1㎡あたり6.25枚のカーペットが必要です。同じように計算すると、70㎡×6.25枚=437.5枚となります。ここに10%の予備分を入れるため、437.5枚×1.1=481.25枚と計算し、小数点以下を繰り上げて482枚準備することが分かります。

タイルカーペットの選び方は?

オフィスに用いるタイルカーペットを選ぶには、使う場所に合った素材や色を選ぶことが大切です。

色選びについて

ひと昔前までは、オフィスの床=グレー系という印象がありましたが、近年ではさまざまな色が取り入られるようになってきました。
デスクワークが中心のエリアであれば、ナチュラルな色合いがおすすめです。淡いグリーンやブラウンなどのアースカラーが好まれます。発想力を求めたいエリアには、赤、オレンジ、ネイビーなどのはっきりした色合いを取り入れると、頭の切り替えがしやすくなるかも知れません。休憩室など、リフレッシュしたいエリアには、淡いオレンジ系や落ち着きのあるブラウン系など心が落ち着く色合いが適しています。

素材について

素材についても、エリアの特徴に合わせて選びましょう。人の出入りが多いエントランス付近には、ナイロン100%でできた重歩行用の生地を使うと長持ちします。オフィス内では、パソコン付近には静電機能を備えたカーペットを選びたいほか、歩く音を立てたくない場所であれば防音性や遮音性のあるカーペットが良いでしょう。休憩室では、踏み心地の良い素材を使うと落ち着くでしょう。

今回のまとめ

タイルカーペットは、使い勝手の良さから多くのオフィスで導入されています。オフィスのイメージを変えたい場合には、タイルカーペットを交換してみるのもいいかも知れません。

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