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コラム 2021.02.17

新しいだけじゃない!新築ビルのオフィス・事務所を借りるメリット

新築ビルは、その名の通りできたばかりの新しいビルです。オフィスを探す際の条件は、企業ごとでさまざまな要望があるかと思いますが、条件のひとつとして新築を挙げる企業が多くなっています。人気が高い新築ビルですが、新築ビルにあるオフィス・事務所を借りることでどのようなメリットが得られるのでしょうか。

【目次】 
1.新築ビルのメリットとは?
2.新築ビル物件で気を付けたいこととは
3.新築ビルを探すときに心がけたいこと
4.今回のまとめ

新築ビルのメリットとは?

新築ビルを借りるメリットには、次のような点があります。

一からイメージを作ることができる

新築ビルは、誰も使ったことがないため、イメージが何もできあがっていません。これにより、入居する企業のイメージを世間に伝えやすくなったり、イメージの向上を目指すことができたりといったメリットがあります。新たに事業を始めようとする場合も、新築オフィスであれば社員のモチベーションを上げられる効果が期待できます。

耐震対策が万全である

1983年(昭和58年)以降に竣工したビルでは、建物の耐震基準が新基準に適合しています。近年建てられている新築ビルであれば、この基準は確実に満たしていますので、安心して入居できます。建物の耐震構造は、「耐震」(地震の揺れに耐えられる構造)のほかに、「制震」(地震の揺れを吸収する構造)、「免震」(地震の揺れが直接建物に届きにくくする構造)の3つに分けることができます。2011年(平成23年)の東日本大震災以降、基準階が300坪以上ある大型ビルでは、ほぼすべてのビルで制震・免震構造となっているのです。築年数が経っているビルでも、耐震補強工事を行い、基準を満たしているビルは多いですが、新築であればさらに安心感が強まります。

最新の設備が備わっている

新築ビルでは、建築時点で最新の設備が使われます。近年オフィスビルに導入されることが多い設備は、次のようなものがあります。
グリッド式システム天井…レイアウトに合わせて、天井を動かすことができるため、内装工事費を抑えられます。
LED照明…一般家庭でも日常的に見られるようになりました。同じ照度で比較すると、電気代は蛍光灯の半分ほどだと言われています。
LOW-Eガラス…熱遮断効率が高いため、空調効果が高まり、電気代をカットすることができます。
無柱空間…柱がないことで、レイアウトの自由度が格段に高まります。

新築ビル物件で気を付けたいこととは

新築ビルは、メリットが多いように思われますが、気を付けたいポイントもあります。新築ビルでは、オフィスの使い勝手が分からないため、内覧の際に環境をきちんと確認しておきたいところです。周辺環境が騒がしい、動線が作りにくい、日当たりが悪い、携帯の電波が届きにくい、コンセントの設置場所が使いにくいといったデメリットが見つかることもあります。これらのデメリットを早めに把握しておくことで、その後の対応が変わってくるのです。
また、新築ビルは、人気があって設備も整っていることで、当然賃料も高い傾向が強まります。新築を希望したいが、予算を抑えて事業を進めたい企業にとっては悩むところでしょう。

新築ビルを探すときに心がけたいこと

新築ビルは、入居テナントが協力しあって、これから作り上げていくビルと言っても過言ではありません。自社のほかに、どのようなテナントが入居するのは、できれば事前の確認をおすすめします。さらに、曜日を問わず来客のある企業では、エントランスの開閉時間がオフィスの稼働時間と合うかどうか、万が一時間がずれてしまう場合の出入り方法なども、打ち合わせが必要です。

今回のまとめ

新築ビルは、テナントの募集時点では運用方法が決まっていないことも多々見られます。不安な点は、仲介会社やオーナーに確認したうえで契約を検討しましょう。

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