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近年、オフィスや事務所に観葉植物を置く企業が増えてきました。観葉植物を置くことで、オフィス内の印象が大きく変わると思いますが、具体的にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。また、新たに設置したい場合、選ぶポイントをどのように見極めると良いのでしょうか。オフィス環境の向上をはかるために知っておきたい豆知識をご紹介します。

【目次】
1.観葉植物がオフィスにもたらすメリットとは？
2.オフィスに設置する観葉植物を選ぶポイントは？
3.オフィスにおすすめの観葉植物は？
4.今回のまとめ

観葉植物がオフィスにもたらすメリットとは？

まず、観葉植物をオフィスに置くことで、どのようなメリットがあるのかご紹介します。

「フィトンチッド」でリラックス

天然の樹木は、「フィトンチッド」という成分を持っています。フィトンチッドには抗菌作用や防虫効果があるほか、人間にとってとても有意義な成分なのです。次のような効果が期待できると言われています。
・自律神経の安定
・脳内のα波の発生を促進し、交感神経の興奮を抑えて、不眠を解消する
・脳の活動や血圧を鎮める
・ストレスホルモンを減らす
・呼吸を正常な状態に整える
これらの効果にプラスして、植物の緑を見ることでさらにリラックスできるのです。

空気をきれいにしてくれる

観葉植物は、光合成のはたらきを担ってくれますので、空気中の二酸化炭素を酸素に変えてくれます。そのうえ、室内の湿度を上げたり、空気中の汚染物質をろ過したり、マイナスイオンを発生させたりする役割ももっています。オフィス内は、空気の循環が滞ってしまうことが多いため、観葉植物を置くことにより、きれいな空気の中で業務ができるようになります。

オフィスに設置する観葉植物を選ぶポイントは？

オフィスには、デスクや机、書庫など、さまざまな設備があるため、観葉植物が業務の妨げになってはいけません。デスク上に置きたいのか、もしくはオフィスの一角で存在感をアピールしたいのか、先に設置場所を決めると植物もスムーズに決められます。設置場所に対して、あまりスペースを取り過ぎないサイズのものを選びましょう。反対に、場所に対して小さ過ぎる観葉植物では、置くことによるメリットを得られなくなってしまう恐れがあります。
観葉植物は、枯れにくく育てやすい品種を選びましょう。オフィスに置くものですので、業務に支障をきたすことは避けたいものです。葉っぱの形で、植物の印象が変わるため、癒しを強調したい場合は丸い葉っぱ、スタイリッシュな空間の演出であれば尖った葉っぱがおすすめです。

オフィスにおすすめの観葉植物は？

観葉植物のポイントをお伝えしたところで、オフィスに合う観葉植物をご紹介します。

デスクの上に置くのなら「ポトス」

オフィスのデスク上に良く見られる観葉植物です。日光が当たる明るい場所に置くのが理想ですが、室内でも室内灯が当たる場所であれば問題ありません。パソコンの近くに置くと、パソコンから発せられる電磁波を中和してくれるはたらきもあります。

オフィスの一角に置くのなら「パキラ」

丈夫で育てやすく、半日陰でも育つほど耐寒性も高い観葉植物です。風水でも仕事運や金運アップ、商売繁盛などの意味をもつとされています。オフィス開業や移転などにおけるお祝いの品物としても人気があります。

今回のまとめ

オフィスに観葉植物を置くことで、リラックス効果が期待できるほか、職場環境の改善にもつなげられる可能性が高まります。ぜひ、緑を取り入れ、癒しの空間を演出してみてはいかがでしょうか。