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コラム 2021.01.28

オフィス・事務所のテーマカラーを決めよう!色が与える印象「黄」


人間は、色を見ることによって気分が変わる場合があります。たとえば、明るいイメージを持つ色を見ると、気分まで明るくなった経験は、多くの人が記憶にあるかと思います。これには色彩心理学が関係しており、色が持つ特徴によって人間の心理や行動が左右されるためです。
今回の記事では、色の中で「黄色」が人間に与える印象や影響について、ご紹介します。

【目次】
1.黄色とはどんな特徴を持つ色なのか
2.オフィスデザインに黄色を取り入れる影響とは
3.オフィスデザインに黄色を取り入れるときに心がけたいこととは
4.今回のまとめ

黄色とはどんな特徴を持つ色なのか

黄色は、太陽の色に近い色であり、古代エジプトやマヤ文明では崇拝の対象とされていた色です。有彩色のうち最も明るい色で、見ていると明るく楽しい気分にさせてくれます。活動的・陽気・軽快・前向きなどのイメージがあるほか、脳の活性化にもつながると言われています。また、黄色は左脳を刺激するため、理解力、判断力、記憶力などが高まり、会話が苦手な人でもスムーズに進められることがあります。甘えたい気持ちがあるときや、強く自己アピールをしたいときなどにも、黄色を好む傾向が見られます。
反対に、有効的・純粋さといったイメージを与える場合もあり、黄色は幅広い場面で関係している色と言えるでしょう。

オフィスデザインに黄色を取り入れる影響とは

黄色を見ると脳の活性化につながることで、発想力が豊かになったり、頭の回転が良くなったりするようになります。この特性を活かして、デザインなどの創造力を求める部屋に取り入れるケースが増えているのです。
また、集中力を高めるために、オフィスデザインではなく文房具などの小物を黄色にする方法もあります。明るい印象があるため、オフィスのエントランスに用いる企業も増えていますが、エントランスのデザインでは黄色と白を組み合わせるのが多いようです。中には、黄色と黒およびシルバーを掛け合わせるパターンも見られます。ミーティングエリアやリフレッシュスペースで、アクセントとして黄色を取り入れることもあり、優しい印象になると感じる人もいます。

オフィスデザインに黄色を取り入れるときに心がけたいこととは

黄色は、明るい印象を与える色だとご紹介しましたが、反対に黄色を避けた方が良い場面もあります。彩度が高い黄色では刺激が強く、落ち着きがなくなってしまったり攻撃的になったりする恐れがあり、不安感を覚える人もいます。ミーティングエリアに比べ、正式な話し合いをする機会が多い会議室に黄色を用いると、正気を失いやすくなるとの説があるため、議論が悪い方向に白熱してしまう可能性も否定できません。このため、会議室に黄色を取り入れるのは避けた方が安心です。
キリスト教では、黄色は裏切り・嫌悪・嫉妬などマイナスイメージでとらえられており、西洋全体でも同じような考えが浸透しています。これは、ユダがキリストを裏切ったときに着ていた服が黄色だったとの説が残っているためです。現代でも、この考えが根付いている国もあるようです。多国籍の人々が在籍していたり、来客で訪れる機会が多かったりする企業では、黄色をオフィスデザインに取り入れるときは慎重に検討した方がよいでしょう。

今回のまとめ

黄色は、はっきりした色彩という特徴から、好みが分かれる傾向がみられます。オフィスに黄色を取り入れる際には、全体での打ち合わせを事前に行っておくことをおすすめします。黄色が持つ特徴を活かし、まず小物から取り入れていくのも方法のひとつです。

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